司書独言(187)

◯月◯日 「エコでクリーンな夢の水素」だとて水素エネルギーが出てきて、工大出の青山市長も「化学のことなら任せてよ」とばかりに、ウキウキ(?)と既に3億円かけて水素自動車産業に向かっている。ところが、環境ジャーナリストの小澤祥司によると、日本以外の諸国は、自動車の研究、製造面で水素自動車から電気自動車に移行しており、世界的にはこれが趨勢だと言う。更に小澤は、水素は二次エネルギーで、加工・貯蔵・運搬、エネルギー変換のたびにエネルギーが失われるという。

◯月◯日 で結論は「何かすればする程無駄になる、エネルギーの無駄の固まりが水素だ」と。オヤオヤ!青山市長に賛同した市議連中も、一応は調査・勉強した上で賛同したのだろうが、小澤の論を知ると大丈夫かな?と不安になる。3億の金をドブに捨てたとならんうちに、小澤を招んで勉強し直すのも必要じゃなかろうか。猛暑で頭から水でもかぶりたくなるが、この際「水素知識を」己が頭に浴びせるのも一種の暑さ対策かもね。私は新しいものには眉に唾つける方だが、新しいとくりゃ飛びつく性もいるからなあ。

◯月◯日 7月初めオーストラリアはリンツの高速道路で、荷崩れした↓トラックから7,000羽の鶏が逃げ出した云々との記事が出た。業者には気の毒だが、さぞやケッコウな見物だったろう。昔私は、「北酒販」の横開きトラックが、原因は知らぬが傾いて、大量の瓶が転がり出る現場に出くわしたことがある。大吟醸、特級、白酒、焼酎が」次から次へと割れて、中身が地面に染みていく。オーもったいないと喉が鳴ったが何も出来ぬ。その時、各種の酒が混じり合って漂った芳香は形容しがたいもので、暫し夢の中と言う感じがしたが、殷の悪逆王•紂王が豪遊した時の「酒池肉林」の酒池のほとりにはこんな匂いが満ちていたのかなあと思ったことだった。

◯月◯日 この男を見ると私は、いつも舌をチロチロ出しながら獲物に近づく蛇を連想する。竹中平蔵だ。昔小泉と組んで「弱いものは消えよ、強いものが残る」との弱肉強食論で構造改革をやった利権屋だ。それが事もあろうに国家戦略特区諮問会議の一員として又出てきた。国家の云々は目下の加計問題の是々非々を検討する会議。そして、長いため口の中で余る舌を見せながら(これが私の言う蛇のような箇所)、加計問題での前川の発言について「初めから終わりまで強い違和感を持って聞いた」と斥け、安倍の側には「一点の曇りもない」と言ってのけた。よく言うよ!!。この鉄面皮の利権屋には今度は安倍側からどんなご褒美が出るのだろうか。それにしても安倍一統は見事な迄に汚れている。

◯月◯日 猛暑で夜中窓を開けて寝たら、風邪ひいて喉がやられて声を出せなくなって、やむ得ず7/22の「海北友松(かいほうしゅうしょう)」のワンコイン講座を中止し、7月一杯休んだ。吸入と薬で医者に行って、待合室でテレビを見ると、船越と美保純(寅さん映画でタコ社長の娘だったかしゃいんだったか)が主人役でゲストの南果歩母息との対談。南果歩は「螢川」(だったか)で観て以来。あの時いい女だなあと思ったが、今見ると顔は横広、鼻ベチャで、それよりも話し方がベチャっとまとわりつくような、少女的に媚びるような発生で全部イヤになった。息子の方はその辺にいくらでもいる顔だ。親の七光りで出た訳だ。旦那の渡辺謙の演技は一度も感心した事はないし、今度の不倫騒動で、今出ているDVD[怒り」も見る気なくなった。

◯月◯日 主人役の船越も図体が大きだけで、目つき小ずるく好きになれぬ。親の方も、若尾と組んでも凡だった。相手の松居一代を私は知らぬが、目下騒動中のカップルの片割れ同志が、すました顔でやりとりしているのはどうでもいいが、呆れたのはその対談の知的レベルの低さ。「南果歩さんについての五つの質問。ストレス発散でお酒を飲みますか?」「さあ正解はどちら?」とくる。阿保か‼︎そんな事知ってどうする。これで一席出演料はいくら?だ。あぶく銭掴んだ二世共が馬鹿な行為に走るのも無理ないわ。役者、議員は世襲だと思い込んでいるような馬鹿者共。

◯月◯日 とうきび好きで、一度に3本は食べる我妻さんは毎日買ってくる。私の父もとうきびが好きで、朝大釜で茹でたやつを釜ごとデンと配膳台の上に置いておくのが常だった。私が高校生の時、歌志内の炭鉱街から中学新卒の女子7人が、その頃で言う”女中”で来た。三笠や幾春別からくる事もあった。育ち盛りだから、その子達は三食別にして、仕事の合間に好きにポリポリと食べて、晩には釜が空になるのだった。8月に入って、映画のナイトショウが始まると、私と姉が彼女らに付き添って毎晩のように観に行ったものだ。懐かしい。序でに言うと、私が大学を出て大阪の商社に勤めた頃、昭和30年代前半、仕事で宴席に呼んだ芸者や半玉の中に、かなりの道内出身者がいてびっくりしたものだ。母恋出身の半玉にも一度あったことがある。この人の動き、どう言うルートがあったのかな?当時の就職事情を語る何かであるのは間違いあるまい。

第379回(ひまわりNO195)漢検事件の真実.サッカーと人種差別.騙されてたまるか.他

2017.7月寄稿

誰が決めたのか、どこの認証を受けたのか、はさっぱり分からぬが、「美人の湯」なるものがある。美人が入る湯なのか、入れば美人になるのか、その辺も曖昧だが、笑い話にこんなのがある。 続きを読む 第379回(ひまわりNO195)漢検事件の真実.サッカーと人種差別.騙されてたまるか.他

司書独言(183)

2017.3月寄稿

◯月◯日 漸く春めいた感じのする日もある今頃を「鷹化(たかか)して鳩となる」と表現すると中国の古書にある由。春の穏やかな陽気が猛々しい鷹をも柔和な鳩に変えてしまうと言うことか。仲々詩的な諺だ。 続きを読む 司書独言(183)

第375回(ひまわりno191)「地方自治と図書館」「怪優佐々木孝丸」他

2017.3月寄稿

私は去年11号の「司書独言」で、図書館の民間委託について、愛知県田原の森下元館長の「受託企業は人件費の抑制で利益を生んでいる」との言を紹介した。これに関する事だが「トップランナー方式」なるものがある。民間委託などでコストカットを進めた自治体経費水準を交付税算定に反映するものだ。日本図書館協会はサービス低下や職員の非正規化、低賃金化につながるとして、この方式を導入する事に反対するとの見解を去年発表している。 続きを読む 第375回(ひまわりno191)「地方自治と図書館」「怪優佐々木孝丸」他

司書独言(185)

○月○日 私は新聞に今まで出会ったことのない苗字が出ると切り抜くことを常としているが、最近の収穫は,①石水(いしみず)。我が国華厳宗再興の主・明恵上人が住んだ二間の草庵を「石水亭」と言うが、それを偲ばせる苗字だ。登別温泉の「石水亭」は我が「ふくろう文庫」を支援してくれる野口秀夫社長率いる野口観光の本拠地なことは、室蘭の人ならご存知の事。② 黒飛(くろとび)。何やら猿飛佐助が暗闇に潜んでいるような面白い苗字。いわれを知りたいものだ。 ③ 肉倉(ししくら)。肉置(ししおき)は肉づきで、肉置豊か、とか肉置たくましきとか使うが、この苗字、いかにも食うには困らぬと言った裕福な感じだ。  続きを読む 司書独言(185)