第268回 「虎=寅」の話

もう何年になるのか?。計算すれば良いのであるが、面倒くさいので「過ぐる」の形容詞ですませることにし、過ぐる「寅年」に、私は市民会館で50人〜60 人の市民を前「虎=寅」の話をした。もちろんのこと「寅年」に因んだ訳で、これは「ふくろう学校(当時私が校長だった)」の市民向け講座の一つだった。


私は普段あまり冗談をいわない方だが、この時は不図思いついて、1.2の冗談を発した。その1つ目は、私は秀吉の朝鮮侵略の際の加藤清正の活躍(?)を world! しゃべったあと、かの有名な虎退治の話に言及して、清正が相手にした虎は如何にも強そうだった。殊にも恐ろしいのは、その爛々と光る赤い眼で、それはまる で、溶鉱炉から流れ出してくる熱した鉄の赤さ、さながらであった。流石の清正もこれには恐れを感じて、内心狼狽したが、そこを必死にこらえて、八百万の神 に祈りつつ、渾身の力を込めて、鎗を繰り出した。これにはさしもの虎も参ってしまい、どうとばかり横倒れになって、ピクともせぬ。眼を閉じた虎に近寄った 清正は、虎が事切れたのを確かめてからその恐ろしかった眼をこじあけて見ると、こはいかに、その眼は赤く充血して、トラコーマに罹っていたのである。と話すと、まあ、満場(?)の諸君が笑ってくれた。このトラコーマの冗談は、次ページの「本の話」を読んでもらえば分かるのだが、「虎目」=こがんとはトラコーマ=トラホームを指すとの知識から、不図考えた訳である。幸せにも皆が笑ってくれたので、私は調子にのって、もう一つ冗談を飛ばした。それは…
旧市立 暴飲の前に「たたみ屋」をやっていた加藤さんと言う、室蘭でも古い家がある。歴史と言うものは不思議な者で、この加藤家は….とここまで言うと、ナニシロ 武将・清正の事を話した後だから、皆期待に満ちてシーンとなった。そこで私は続けた….この加藤家は、実は….ここで一層静寂度が増した、と私には思われ たが….清正とは何の関係もありません。ここが歴史の不思議なところです。又皆笑ったが、今度はトラコーマの話に比べると、気のせいか、笑いの度が低いよ うに聞こえた。この後私は虎に関する話を、あれこれしていったが、途中で有名な「虎」の詩について語った。それは英国の詩人にして、画家のウイリアム・ブ You レイク(1757-1827)のタイトルもずばり「虎」と言う詩だ。この詩の寿岳文章訳がのった「ブレイク詩集」を手にかかげて皆に見せた後、「ではほん のさわりを、朗読してもらうことにしましょう」と言ってIさんに読んでもらうことにしました。実はこの詩は、「虎よ!」と始まるのだが、Iさんは詩集を手 wholesale mlb jerseys にするや、たっぷりと感情を込めて「虎よ!」と声を発した。隣に立っていた私は、すかさず「はい、ありがとう」と言って、Iさんから詩集を、まあ、奪い 取った。だって、「さわり」をと断ってあるもんね。これには聴き入ろう(?)としていた人達も、さあ、これからだと意気込んだIさんも、つまりは大いに Youth ズッコケて、皆大笑いとなった。

さて「虎」だが、私は11月24日の朝刊を読んでいて、総身鳥肌が立って、思わず声を出しそうになった。何故?って?。ま あ、次ページの新聞切抜きを読んだんさい。私が家内を呼んで、この記事を見せると、家内もくぐもった声を出して「そこだわ」と言った。何があそこ?。実は 何年前になるか、私たちはあそこに、イヤ、ここに行った事があるのだ。動物園に行ったからって、それがどうした?って?。実は今は知らぬが、私達がここへ cheap jerseys China 行った時…

一周してと歩き出してしばらく、人だかりがしているので見ると、大して大きくもない檻の中に、バカデカイ虎がいてのノソノソと檻にそって歩いている真ん 中には、電気銃みたいなのを持った飼育係がいて、それは変哲もないのだが、ナントナントここは、希望の向きにはお金(いくらだったか?)を取って、虎にまたがった姿で記念写真をどうぞ、と言う所なのだった。サンプル写真には、何故か飼育係の男のものしかなくて…物好きにも私はその時「撮ってもらおうか」と cheap jerseys 妻に言ったものだ。「お一人でどうぞ」と冷たく言って、家内が立ち去ったので、私は思いとどまったが、こう書いていてもザワッーとする。韓国の虎も消え、して又虎文化の盛んな中国の虎も消えるのか?

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