司書独言(223)

20209.11寄稿

◯月◯日/Drone(ドローン)をカタカナ語辞典で引っっぱると、「定められたプログラムに誘導される無人飛行」とある。成程ね。そのドローンが白頭鷲に襲われて墜落する事件が8月初旬に起きた。飛ばしたのはミシガン州の「環境・五大湖・エネルギー局」(略して)「EGLE」。このドローン、ミシガン湖に水没して行方不明だと。因みに「ミシガン」は「アルゴンキン語(と言うのがあるらしい)でMIchi=大きい、gan=湖、でつまり「大湖」 続きを読む 司書独言(223)

司書独言(221)

◯月◯日/コロナ騒動で触れるのが遅くなったが、5月21日に画家の菊畑茂久馬(きくはたもぐま)が没した。85歳。私は「あんな本・こんな本」の2011年10月・11月の合併号でこん人の「天皇の美術ー近代思想と戦争画ー」(フィルムアート社1978年刊¥1,800)を取り上げたことがある。(第312回) 続きを読む 司書独言(221)

司書独言(222)

2020.8.15寄稿

◯月◯日/8月5日に米の作家でジャーナリストのピート・ハミルトが85歳で死すと報道された。と言ってもピンとこない人もいるだろうが、この人、山田洋次の傑作「幸福の黄色いハンカチ」の原作者。この人がニューヨーク・ポスト紙のコラムに書いた「ゴーイング・ホーム」がそれ。夕張が舞台の良い映画だった。 続きを読む 司書独言(222)

司書独言(220)

◯月◯日/京大出の中国文学者、井波律子が5月13日に亡くなった。76歳。この人の本はテーマが面白くて結構読んで来た。かの「孔子」が背丈216cmの大男だなんてことを初めて知ったのは井波の「奇人と異才の中国史」からだった。井波の好きな詩人「蘇東坡」も入っている「中国文章家列伝」も良かったし、「破壊の女神〜中国史の女たちーも面白かった。我が書庫の中国文学の棚を豊かにしてくれていたこの人の本が、もうこれ以上増えないのかと思うと読書の楽しみが一つ減ったような気がする。残念だが、冥福を祈るのみ。 続きを読む 司書独言(220)