司書独言(257)

◯月◯日/ 新聞の詩の投稿に「たんぱら」なる詩が出ている。小学校時代の通信簿に「怒りっぽい」「ふてくされる」と書かれた人の詩で、9月1日は、関東大震災の日に生まれた子は「短腹(たんぱら)」と言われたとある。この「たんぱら」実は北海道方言、「短気」のことだ。青森、岩手の九戸(くのへ)秋田の平鹿(ひらか)で使うと石垣福男の「北海道方言辞典」にある。

◯月◯日/ 私は自分で、和歌も俳句も川柳もやらぬ無風流な男だが、新聞に投稿があれば、目を通す。そして、いつも感じるのは、それらを楽しむ人達の教養の深さ。和歌も、俳句も言葉に詳しくなければ出来ぬから、多くの言葉を知っているのは当然といえばそうなのだが、それでも感心する。今日も一つあった。

◯月◯日/ 百姓をしていた義父を懐かしむ和歌で小屋にその義父が使った朸(おうこ)が残っていると言う歌だ。この「おうこ」、小さな辞書では無理だ。で、「大辞泉」(小学館)を見ると、「物を担う天秤棒」とあって「古今集」にあるとでる。で、手元にある高田裕彦訳注の「古今和歌集」(角川文庫)にあたる。NO1058に「人恋うることを重荷とになひもてあふこ なきこそわびしかりけり」がある。

◯月◯日/ この下線の「あふこ」が今の「おうこ」で=天秤棒。よって、人恋することを重荷として担い続けながら朸(おうこ)ならぬ(逢う期=あふご)=逢う機会がないことはつらいことよ」つまり、「あふこ=おうこ=天秤棒」と「逢う期=あうご」掛けるで、高田の評は「恋を重荷といい、歌に詠まれない朸(おうこ)を用いた所が俳諧歌らしい」と。

◯月◯日/ 言われりゃそうだが、実際に天秤棒かついで百姓仕事に励んでいた男にはこの「古今集」の世界は想像すらできなかったろうからね。勉強になった。

◯月◯日/ 大谷翔平を「破天荒」と呼ぶメディアが出始めたそうな。これ四字熟語で「破天荒解=はてんこうかい」と表す。「破」は「成し遂げる」「天荒」は「未開、不毛の地」「解」は中国の官吏登用制度の科挙で地方の予備試験に合格し、中央の「本試験を受ける資格を得た者」

◯月◯日/ 唐の時代、「荊州」はこの予備試験合格者の「解」を出すことができなかったので「天荒解」と呼ばれていた。ところが「劉蛻=りゅうぜい」なる男が合格したそれで、人々は「未開の地」を脱したと言う意味で「天荒を破る」と言ったという。「中国古事成語辞典」は上のように説明した後「類句」=「発送表現の似通っている語句」として「未曾有=みぞう」を上げる。

◯月◯日/ この語を「全訳,漢字海」(三省堂)は① 「未だかつてあらず」と読んで、「これまでになかった素晴らしいこと、という賛嘆の語」と説明したあとで、②「かつて一回もなかったさま」と語明する、

◯月◯日/ 一方旺文社の「国語辞典」は「昔から今までに一度もないこと」と説明し、「未曾有の大惨事」の例を上げる。ところで、この3字を「ミゾユウ」と読んだ馬鹿がいた。ご存知あの口を歪めた、イタリアンマフィアのなれの果てみたい麻生だ。無教養通り越してる。こんな醜い男が政治家面をして、これは日本にとって「未曾有の大悲劇」ではないのかね。

◯月◯日/ ここまで書いて、他の仕事にうつってたら、8月9日のニュースに、この「未曾有」のバカが登場した。自民党の副総裁を名乗るこの男、台湾で講演したそうで,言うに事欠いて、「日本、台湾、米国をはじめとした有志国に、非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている。戦う覚悟だ」と言ったと。そんなに戦争したいなら、先ず、自分と岸田と2人で出て行け。今、日本にも世界にも必要なのは「戦争しない覚悟」だ。

◯月◯日/ 7月の30日のニュースだが、南米はアルゼンチンの話。アルゼンチンは1976年ー83年まで軍事政権が続いた国だが、その時民主主義を求める活動家らは弾劾にさらされ、死者、行方不明者約3万人。この時牢屋に入れられた女性が出産すると、軍政権はその赤ん坊を、子供が欲しい家に有料で売りつけた。その人数約300人。

◯月◯日/ 軍事政権が終わると、子供を奪われた母親たちが我が子を探す運動が始まった。そして今回、133人目の赤ん坊の身元が判明した。赤ん坊を探す人権団体「五月広場の母たち」の発表だ。今46歳になった赤ん坊の母親はクリスティーナ・ナバハスで、当時左翼政党の「労働者革命党」の党員だったはずで、この母親は未だに行方不明。

◯月◯日/ このニュースを読んで思い出したのは、昔、岩波ホールで観た「オフィシャル・ヒストリー」(だったか)=公式な歴史」。こよなく妻を愛し、こよなく我が子を愛する父親が、実は軍事政権の拷問を担う男だった。と言う話だったと記憶する。

◯月◯日/ 作家で脚本家の平岩弓枝が6月9日91歳で没した。私は読んだ事も、見た事もない人だが、デビューの時、東京代々木の八幡宮の神主の娘で、日本女子大国文科卒と知っておやっと、思ったのは記憶している。神主云々は関係ないが、私の長姉が日本女子大英文科卒だったからだ。平岩が没して新聞の文芸欄に「平岩弓枝さん死去」の後、「ありがとう」ございました。なる投稿が出て、どう言うことかと思ったら、彼女に視聴率50%超を誇る「ありがとう」なるドラマがあると知って納得した。DVDで見ることができるドラマをさがしてみよう。

◯月◯日/ 読んだことがないと言えば、林真理子もそうだな。その代わりに林のヌードを見たことがある。ヌードといえばその前に、名前は忘れたが、「忘れられないの、あの人が好きよ」とかの歌手が、ヌード集を出した。その書評に、この歌手は珍しことに「盲乳=めくらぢち」だとあった。初めて聞く言葉で、調べてみると、乳首がとんがっておらず、言うなれば、陥没した(というのも変だが)ように、へこんんだ乳首のことと分かった。そのあと、本屋で立ち見したら、その通りだった。

◯月◯日/ 林なる作家が何の必要あってヌードになったかは知らぬが、見た限りでは「盲乳」でもなかったし、妖艶というわけでもなかった。言うなれば、「ドテッ」とそこに横たわっているな、という感じのもので、北海道でいう,トドの昼寝姿にそっくりだったな。今日本大学で苦労しているみたいだが、気の毒だな。

◯月◯日/ 麻生でおっもい出したが、今年の一月中旬にも馬鹿な発言しをたな。福岡の飯塚市で,自分の後援会の連中に向かって「原子力発電所で死亡事故が起きた例がどれくらいあるか調べてみたが、ゼロだ」と言ったのだ。麻生こそ、東電の社長でも立ち会い人にして、、汚染水で一時間行水でもやらせてみたら、と提案したいね。

◯月◯日/ 図書館で、私のところに来た年配の客が、岸田の事で怒っている。7月に例の統一教会の、ハン・ハクチャとやら言う婆さんが、「岸田をここに呼びつけて、教育を受けさえなさい」と言った事についてで、岸田を呼び捨てにしている。どうして岸田はこれを失礼だと抗議しないのか、と言う訳だ。私も米のTIME誌にさえ、自分のイメージと違うと抗議した男が、何故黙っているのかと思う。

◯月◯日/ ところで、この件でナントカと言うコメンテーターが「あんなのは統一教会のハッタリで強がりだから放っておけばいい」と言ったと教えてくれた人がいる。なんでもそのコメンテーターは羽鳥の番組と昼の誰とかの番組にも出ている若い男で。実によくしゃべる男だと。その男、誰かは知らず、私はこの件「メンツ」などとは思わない。岸田がきちんと抗議しないと、韓国の婆さんの言った事が正しい、となって、統一教会にプラスになってしまう。ここは岸田自らきっちりと婆さんの言う事は正しくないと言うべきだ。因みに、TIME誌が岸田のイメージを戦争の好きな男と、描いたのは正しいと思うがね。

8月15日 敗戦記念日

山下 敏明

 

 

 

司書独言(254)

◯月◯日/いつもの如くに、新聞の切り抜きを整理していたら、1955年(昭和30)年に写された蕎麦屋の出前持ちが出ている。「曲技のような〜」と前書きがあって、ナントナント「かけ24」「もり36」「ざる40」「お盆7枚」で計18貫(67.5kg)を担いでいる。しかもこれ自転車に乗って、片手運転だ。

◯月◯日/ 昭和30年と言うと私は東大農学前の西片町に下宿していたが、いつも行く蕎麦屋の出前持ちが、これほどではないがかなりの数を担いでた。若くもない男で、愛想のかけらもなく、客には知らんぷり。四六時中、競輪。競艇の新聞に目を落としていて、出前を命じられた時だけ起き上がる、与太者じみた男だった。どゆう境遇の男で。どうゆう人生を送ったろうか。

◯月◯日/ この切り抜きを挟もうと「図説江戸時代食生活事典」(雄山閣、平成8年)を出して「そばや」を開いたら、前に挟んだのがった.2013年3月7日の記事で、創業130年の老舗そば屋、神田の「かんだやぶそばが、火事で休業」云々。この店私も何度か行ったことがあるが、その後再建できたのかな。まあ何でもはさんでおくものだな。(2014年10月再建 西方)

◯月◯日/そばで思い出したが2月7日の記事で、山形市が新潟市を抑えて、日本一を奪還とあった。何のことかと思ったら「ラーメン王国」の話。20年まで8年連続首位の山形が21年に新潟に抜かれたそうな。

◯月◯日/ ラーメンと言えば、10年程前か、中島の商業施設「モルエ」で「ふくろう文庫展」をやっていたら、隣の方が賑やか、その時観に来ていた新米市議会議員が見に行き帰ってきて言うには「室蘭ラーメン」のテレビ取材で「市長が来ている」と。ラーメンに来て、なんで市民の寄付で成り立っているふくろう文庫に来ないんだ。連れてこい」となって、市長が来た。それが市長にとっては「ふくろう文庫」を見た最初。まあ市長にしてみれば「理解度」を試される「美術展」より「ラーメン」の方が楽だった訳だ。私はこのラーメンの記事「食べ物日本史総覧」(新人物往来社平成6年)にはさんだ。

◯月◯日/ 市民の寄付で成り立っていると言ったが、「ふくろう文庫」は現在7000点余、総額1億8000万分の美術書他を集めている。最初の頃、寄付が10万を超えると寄贈者と買った品物見せに市長(故人)の所に行った。市長はいつも硬くなっていて、ある時言うには「私は体育会系で美術の知識がないので緊張するんだ」と。

◯月◯日/それで私は「ハ、ヘ、ホでいいんですよ」と言うと「どう言うこと?」と言う。私が「美術品を見せたら、ハー?これ何だ」で私が説明したら「へー、そういう事か!」と納得して「ホー、たいしたもんだね」と感心すればいいんですよ。以後市長はいつも上機嫌だった。

◯月◯日/ よって知ったかぶりは良くない「今みているのは良寛です」と言ったら「あー、横山」と返す人がいたが、とんだ勘違いだ。

◯月◯日/ 武者小路実篤の「新しき村」が100年を超えて続いているのはいいが、今や「村民」はたったの3人.100周年の2018年位はまだ8人いた由で、今の理事長は実篤の孫の武者小路知行(ともゆき)75歳だと。私はこの記事ドナルドキーンの「日本文学史、近代、現代編」(中公文庫)にはさんだ。

◯月◯日/この巻、「自然主義」「夏目漱石」「森鴎外」と来て次が「白樺派」だ。キーンは「自分を天才、または運命に選ばれた子と自負した武者小路は〜」と書いている。大学時代同じ下宿、小田原出身の日下部兄弟がいて、兄は中央大、弟は日大。この二人は小田原の金持ちの息子。弟は無類のお人好しで、そのせいか本は余り読む方ではなかったが、武者音小路の全集だけは部屋にドンと置いていた。お人好しだったが、屁理屈こきで、いつも下宿一同のもて余しものだった。

◯月◯日/ここまで書いた後、忙しくて中断してたら、5月5日の朝刊に、「セルビアの学校で銃乱射」の見出しで 5月3日首都ベオグラードの初等学校で14歳の(7年生)少年が発砲して、生徒ら9人が死亡。原因は不明とある。

◯月◯日/ この朝私は、朝食後に整理しようとたまたま書庫からDVDを30本余り出して来ていた。その中に「エレファント」と「ボウリング・フォー・コロンバイン」が入っていた。「エレファント」は2003年カンヌ国際映画祭で、史上初「パルムドール=最優秀作品)と監督賞をダブル受賞した秀作だ。他にも「フランス批評家協会賞」の「最優秀外国賞」など多くの賞を受けている。

◯月◯日/ 巨匠ガス・ヴァン・サント監督のこの映画は、実はアメリカはコロラド州リトルトンのコロンバイン高校で起きた銃乱射事件をヒントにして生まれた作品だ。この事件は「トレンチコート・マフィア」と名乗る少年2人が学校で銃を乱射、12人の生徒と教師1人を殺害した後2人して自殺した事件だ。

 

◯月◯日/ この事件を取り上げたドキュメンタリーが、マイケルムーアの「ボウリング。フォーコロンバイン」。これ、2002年の「カンヌ国際映画祭55周年記念特別賞」を初めとして、実に世界中で22の賞を受けた傑作

 

ムーアは「何故アメリカ国民は銃を捨てようとしないのか」の設問でアメリカのみならずカナダにも出かけてインタビューを続ける。あぶり出されて来るものは、話し合いをせずに、直ぐに暴力に頼るアメリカ人の国民性とその歴史だ。この2作未見の人は今直ぐDVD屋に行って探すべし。

◯月◯日/ 本の広告を見ていたら、3月27日の新聞にあの高須克弥の推薦と言う本が出ている。あの高須というのは、読者も覚えていようが、例の「愛知トリエンナーレ」で署名偽造の主役を務めた美容の方の外科医。このインチキ男がすすめるに事欠いて、ナントナント、昔の教科書「高等科修身」をすすめている。

◯月◯日/ 曰く、「この教科書の基本的精神はどこの国の人でも理解できるものです」と。然し「修身」とは① 身を修めて

行いを正しくすること。② 旧小、中学校の教科の一つ。現代の「道徳」に当たる。(旺文社国語辞典)だ。となれば、一番のインチキ男が「道徳」を進めるとはチャンチャラおかしいとならないか。私思うに、この男「脳外科」で一度精密検査を受けた方がいいのでは!!

◯月◯日/ 私はこの広告「愛知トリエンナーレ」の切り抜き袋に納めたが、その袋は関連記事ですでにパンパンにふくれあがっているぞ。

◯月◯日/ 今日は5月11日。毎日ウグイスの声が聞こえてくるぞ。昨日から「愛鳥週間」だと。然し地球温暖化のせいで、世界中の鳥が各種で子供の数が減ってきているそうだ。ポーランドのブロツワク大学の研究グループの発表だと。レイチェルカーソンの「沈黙の春」の世界が近づいている訳だ。

◯月◯日/ 5月8日のニュースだが、アイヌの遺骨がオーストラリア返還されることになった。メルボルン博物館にあった4体で同地を訪れている日本のアイヌ団体が受け取った由。同博物館の理事「ティモシー・グッドウイン」が「皆さんの先祖が長年味わった屈辱に遺憾の意を表し、皆さんの苦痛に心よりおわびする」と謝罪した由。4体のうち3体は白老の「ウポポイ」に収まる由。

◯月◯日/ 次は5月10日の報道で、中国で「湘江虐殺事件80年追悼式」が湖南省で行われた云々。この事件には今触れない。これで思い出したのは長野の飯田市に去年「平和祈念館」が出来て、そこに元731部隊員だった胡桃沢正邦の遺品が展示されているが、残念なことに「祈念館」の中に731部隊の説明が全くないことこれはダメだなーと思っていたらー。

◯月◯日/ 5月9日の新聞に14歳でこの部隊に同期の34人と共に入隊したと言う清水英男(93歳)なる人の談話が出た。話す気になったのは、と清水は言う「今閣議決定だけでことを進め、政治は独裁政治のようなもの。国会軽視、国民軽視の軍国主義に戻ってしまうのではないかと懸念しています。」

◯月◯日/ 更に「核兵器や原発が発達しすぎて”地球が壊れるのではないか”との危機感もあります」とも。これで、前にアイヌと731部隊に同時に触れた文章を書いたことがるのを思い出したので、ここに再録する。(2020年11月、ひまわりより)《「消えた細菌部隊 壮大な蛮行の記録」(常石敬一/ちくま文庫)に見るように、学者の軍事への協力がどれ程悲惨な事態を引き起こしたか。あの「関東軍第731部隊」の所業を見ればわかるだろう。人体実験、毒ガス使用、その傷跡は未だに消えていない。そういえば室工大在任中、中国留学生を嫌った一部の学生が「丸太を殺せ」と廊下のカベに書いて教授会で問題になったことがあるが、教授の中には「丸太ってなんだ」と言うのがいた。731部隊が人体実験用の中国人を「丸太」と呼んでいたのを知らぬとはびっくりした。当時はヘイトなる言葉はなかったが、学生が「丸太を殺せ」などど言うこと自体が、良心なき学者の軍事研究の悪しき影響ではなかろうか。平和を目指す国の学者が軍事研究をせぬことになんの不思議があろうか。どこが学問の自由の侵害だ?「ウポポイ」が白老に出来ようという8月に荻生田文科相がアイヌの差別の歴史に対して「価値観の違い」なる非道な発言をした。真当な人間たるべくもうちょっと勉強して人権感覚を養ってくれんかね。「北海道大学ピースガイド」中の「北大構内のアイヌ納骨堂、人骨盗掘事件・アイヌ先住民族」や雑誌「人権と部落問題」2月号中の丸山博の「アイヌ施策推進法〜」なぞ読んでから物言えと言いたくなる。》

◯月◯日/ 私はWBCなるもの全く無関心で通した。何故か。WBCに一番ホクホクしていたのは岸田だだろうからだ。新聞の川柳欄に大谷とトラウトの対決場面が100回以上も放映されて、もう満腹だの意の作品が出たが、同感。国民がWBCにうつつを抜かしている間に岸田は着々と戦争の用意だ。

◯月◯日/ その岸田は一方でパーティーで金を集めまくっている。岸田に金を出す筆頭はどうもニトリだ。ニトリは安部の時もブラジルくんだりまで付いて行って商売していたと私は記憶している。目下室蘭でもニトリが移転・拡大の新築中だ。「お値段以上ニトリ」の歌に乗せられて買った我らの金が、岸田に流れている訳だ。買っっていられないなあ。それでは又。庭は一面の鈴蘭だ。2023.5月11日

◯月◯日/では又、と書いて寝た翌日、朝刊に岸田の顔が大写し。何だと思ったら、米紙タイムの表紙で、「岸田氏は真の軍事大国化望む」の見出し。タイムの5月22日29号の由。岸田は数十年にわたる平和主義を放棄」云々とある。岸田の役目は国を滅ぼすことか!!とんでもない男だ。

山下敏明