第404回(ひまわりno220) 誠の外交を目指した朝鮮通信使

2019.10.8寄稿

過ぎる9月28日(土)「ふくろう文庫ワンコイン美術講座」の第61回目として、「朝鮮通信使-先進文化を伝えた-」をやった。40名程度の来聴社が熱心に聞いてくれてやった甲斐があった。 続きを読む 第404回(ひまわりno220) 誠の外交を目指した朝鮮通信使

第403回(ひまわりNO219)

2019.9.19寄稿

「週刊ポスト」がとんでもない特集を出した。9月13日号がそれで、そのタイトルたるや『嫌韓』ではなく『断韓』だ。厄介な隣人にサヨウナラと言うもの。本屋で立ち読みして呆れていたら、作家の柳美里が理路整然たる批判を発表した。思想家の内田樹も「サンデー毎日」の9月29日号で「出版人としての覚悟を問う」と題して、長文の批判をした。 続きを読む 第403回(ひまわりNO219)

司書独言(210)

◯月◯日/この間、日産のゴーン会長の保釈時の変装をコスプレ好きと、籠池理事長の俳句好きを笑う川柳が載っていた。この理事長確かに事ある毎に一句ひねる癖がある。今回「あんな本〜」にあげた「”安倍晋三”大研究」には最後に望月記者と籠池夫妻の対談が載っている。籠池は”嘘をつき通す”安倍について安倍が育った環境に「嘘をつくことがダメなんだぞと言うこと(言われること)がなかったんでしょう」と言い、「けれども、国家国民に対して嘘をつき通していくというこの状況は、もう何と言うか、サタンに魂を売ったキリスト者のようなものですよ。そんな事許されることじゃない、絶対ダメ」と言って最後に一句ひねる。「奸臣の 安倍一強に 春遠し」貴方なら座布団何枚あげる?

◯月◯日/大分前に光文社から出た「ぶったまゲーション」なる新書がある。雑誌「アンアン」に出た女性のみの投書を集めたもので、面白いこと無類。例えば「うちの爺ちゃんは何故か、シナトラのマイ・ウエイと言う所を何だべエーと歌います」とか「私の兄は銭湯に行く前に、湯を汚しちゃ悪いから、と身体を洗ってから出かけます」とか、「私は◯◯歳で妊娠中です。先日玄関前で涼んでいたら近所の6年生の男の子が自転車で前を通りざま”おっ、オバチャンsexしちゃったね”と言いました。ンモウー、この生意気な糞ガキ!」。

◯月◯日/私はテレビを見ないが時代に遅れぬために番組欄は丹念に見る。そして心中、よくもこう阿保たんけの事ばかり続けられるものよと呆れている。その阿保の中でも最たるものが現れて私は先述の糞ガキのセリフを思い出したのだが、その最たるものとは、40過ぎた女性の私的なおもてなしに、鼻の下を伸ばした未熟な30後半の男性政治家の、早い話が”出来ちゃった話”これ普通なら親か兄弟か親戚から”おっsexしちゃったね”の一言の後”よかったね”か”困ったね”で済む話・・・と思いきや、カンテイでの発表ときた。

◯月◯日/「カンテイって何だろう」と思ったら本当に官邸だった。この二人自分を何様だと勘違いしたのだろう。国民に何の関係があろうかや。ところが、これに関して麻生のコメントが又ひどかった。「これが漏れななかったってのは、日本の新聞がいかにリサーチ力がないかって事だ。そうだろう!!と言った意のもので・・・たとえ日本の新聞の力が劣化しているとしても、何のためにこの”馬鹿ップル”の後を新聞が追わなきゃならないのか。当の2人も麻生もこれを報ずるテレビも、又それを見て「◯◯ロス起きるかも」なんて事をぬかす馬鹿タレ(ント)も、フーテンの寅さんの叔父さんのセリフを借りれば「馬鹿だねえ、本当に馬鹿だねえ」をあびせられてもいいのでは?

◯月◯日/名古屋在住の思想家矢部史郎は自著「夢見る名古屋」で、この近世随一の城下町が戦後に作られた幅100米の馬鹿でかい2本の道路によって破壊された事を嘆いている。そこの市長が今回「あんな本〜」で取り上げた美術展中止の張本人たる河村たかしだ。もっとも巨大道路については河村の責任はないが、今回の憲法違反的言論弾圧事件を起こしたこの御仁、今年の2月、地方議会のあり方について「オヤ?」と言うような発言をしている。

◯月◯日/曰く、「報酬を納税者と同じくする事が哲学でないといかんのですよ」と言って、名古屋市長の退職手当を含めて1年あたり3,800万円の報酬を、厚生労働省の統計を調べて「60歳、大卒、男性」とほぼ同じ800万にしたというのだ。更に彼は「多くの自治体では首長と議員がつるんでいる」議員が「家業化」している事の害を訴え、「高すぎる報酬を市民並みに下げればいい」と主張する。これ正論じゃないのかね。

◯月◯日/給料カットといえばすぐ新道知事の事が報じられるが、某誌の7月号に「中国系企業に10億円利供与疑惑」との報道が出て、給与カットも美談ではなさそうな気配だ次の報道にどう出るか。

◯月◯日/これを書いているのは8月10日だが、わが庭には真狩産のスカシユリが200株ほど全開、木槿も今年は花が大きく満開だ。そんな中、我妻さんが「白いのが来たわよ」と言う。白い?実はこれはセイヨウオオマルハナバチの事。1992年にトマトの受粉用に本格的に利用されるようになったが、生態系をこわすとて、環境省と農水省とが2020年まで利用を半減させるとしたものだ。それが1996年に北海道での定着が確認された。つい先日伊達の専門家が駆除に苦労していると出ていた。わが庭には去年まで在来種が来ていて、本当にやわらかいと身体をさすってたりしてたが、今初めて尻の白いのが現れた訳だ。さて、どうしたものやら。

◯月◯日/官邸と言えば先日、西川きよし(だったか、横山やすしの相棒で国会議員になったお笑い芸人)がタレント数人と官邸に赴き、正しく安倍の提灯持ちをした後、中の1人(裸でナニやらをするのが売りの男)が、安倍を前にして笑わせた云々のニュースが出た。また大泉洋と高畑充希(と言うのか)が、安倍と一緒にスマホに収まった姿をツイターとやらで披露していると週刊誌に出た。この連中何故そんな事をして得意がっているのか何のために安倍所に集まらなきゃならないのか。此処で私は小沢昭一を思い出す。

◯月◯日/小沢は「河原乞食・考」で言う「体制側に組み入られた時、その芸能は輝きを失って滅びる方向へまっしぐら。反対側にいる限り、芸能は涙と怒りを腹に込め、猥雑、放埓などハレンチな毒をもドップリと包んで。みずみずしく、溌剌として民衆を楽しませるのっである」この言葉を前出の馬鹿タレントと三文役者達はどう考えるだろう。私思うに、小沢は大根だったが、芸能研究と役者魂は立派で、だから私は彼の著作と各地の芸能を調査したレコードなどは皆読み聞いてきた。

◯月◯日/10号台風の中を私が仲人した室工大の卒業生2人が逢いに来てくれた。建築家の根元君は仙台から8/16〜19まで、工業高校の教師の市川君は大分から8/18〜21まで滞在した。我が家は本で溢れて彼らを泊める事が出来ないので、私たち夫婦は彼らのホテルに泊まり、夜は飲みに出て積もる話に花が咲いた。前に来た時に2人は「ふくろう文庫」に寄付してくれて、根元君のお金では中国の国宝「清明上河図」やメゾチントノ「浜口陽三自選作品集」他買え、市川君のでは日本の国宝「陽明墨宝」や「小川芋銭全作品集」を揃える事が出来た。根元君は「ふくろう文庫の」のリストを全点リストアップし、それを宮城県立美術館の蔵書と較べてみて、如何に「ふくろう文庫」に逸品が揃っているかを示してくれた。帰りがけ2人はまた寄付をしてくれた、ありがたい。彼らの好意に応えていい本を揃えるつもりだ。

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