第469回 浅野匠頭は精神病、大石良雄も?

2025.4.28寄稿

先日ビデオで「最後の忠臣蔵」を観た。思いもよらない筋立てで真偽の程は分からない。大石良雄に忘れ形見の娘がいる。ある男が選ばれて大石良雄から。この娘を守り抜けと言われ更にこのことは秘密だと言われる。

そこで男は義士達に加わず。義士達から非難される。これを観て私はある本を思い出した。精神科医の見た赤穂事件「浅野匠頭、刀傷の秘密」。著者中島静雄は1928年北海道余市に生まれ北海道大学医学部精神医学専攻。出版社は(株)メディカル・パブリシティより、昭和60年に出た。中島は浅野内匠頭を精神病者だという。更に大石良雄についても?を付ける。一方吉良上野介については評価が高い。この本容易に手に入りにくいだろうが探して、読んでほしい。次に話題を変える。

近頃警察官を名乗る連中の犯罪が話題になっている。警察官ですと名乗られてビックリして、多額の現金を騙し取られのだから理解できない。この状態を聞いて思いだことがある。ジェイムズ・モートン著「わが名はヴイドック」2006年(株)東洋書林刊。ヴイドックとは犯罪者、警察密偵にして世界初の私立探偵の生涯。その通りの人物だからその他のことは加えない。中島の本は珍書の部類だし、ヴイドックの本は500ページに達する本で、読みでがあるので今回は今回はこれでおしまいにする。今日は4月28日月曜日、珍しく室蘭は無風。

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