司書独言(123)

2012.月寄稿

○月○日 ジャコベッテイ(だったか?)監督の「世界残酷物語」が流行って、その多くは『やらせ』だったようだが、真似したようなものも大分出た。その頃見たもので,南洋のナニヤラ島で成人の儀式として,蔦のロープに足首を縛って滝壺に飛び込むと言うのがあって,高所恐怖症の私としては想像するだに恐ろしくて、あーこの島に生まれなくて良かったと思ったものだった。この儀式が即ちバンジー・ジャンプで、ナニヤラ?島は、ニュー・カレドニア北諸島だと今では知っている。 続きを読む 司書独言(123)

第316回 「天才 ダ・ヴィンチ」の本

2012.2月寄稿

毎日、読んだり書いたりの合間には新聞を切り抜いて、関連する本に貼って行く。切り抜く分野は様々で、もちろん芸術も入っているが、これは政治や社会と違ってそう毎日あるものではない。 続きを読む 第316回 「天才 ダ・ヴィンチ」の本

第315回「温泉文化史・東西昔話」

2012.1.16月寄稿

1月21日土曜日、登別市立図書館3Fで講演をする。図書館が市民向けに行う文化講演といった趣のものだ。演題は「温泉文化・東西昔話」。それでこの何日か用意をしている。いつもの如く、書棚から関連の本を出して、既に読んで付箋を付けてある所をチェックしてという順序でやるのだが、今「温泉」と書名にあるものが2,30冊目の前においてある。今日は1月16日、図書館は休み。それで朝食後、新作DVDの「小川の辺」を返しがてら、登別は「さぎり湯」に直行し、入浴後そばを食べて帰宅−で、今これにかかったところ。 続きを読む 第315回「温泉文化史・東西昔話」