司書独言(168)

⚪️月⚪️日 ロシアがチェチェンに侵略し破壊と殺戮の限りを尽くす。両親を殺されたショックで、話すことが出来なくなった少年は、赤ん坊を抱き村を出る。少年に声は戻るのか?...の「あの日の声を探して」を観た。戦争への怒りを描いて文句ナシの傑作。全編グルジアでのロケと言う。グルジアと言えば、放浪の画家ピロスマニと宮廷詩人ルスタヴェリの事を「本の話」で書いたのは1993年の12月。この二人を知ったのはそれより20年近くも前だ。映画を観た後、元気なうちにグルジアを訪れたいと思い、旅行会社に行った。 続きを読む 司書独言(168)

第360回 日本の障害者(その文化的側面).フェティシズム

2015.12.寄稿

丸川珠代は以前テレビのアナウンサーで、そのケロっとした所と無表情で、かえって人気があった聞いているが、選挙に出た時、実は自分自身は投票に行ったことがないと判明して批判された。それが時を経て今や環境大臣だというから、世の中甘いもんだ(ということは本当らしい) 続きを読む 第360回 日本の障害者(その文化的側面).フェティシズム