第208回 中薗英助の本4冊

`02.10月9日寄稿

1973年8月8日、東京は九段「グランドパレスホテル」に宿泊していた全大中(当時は、韓国新民党所属、現大統領)が何者かによって拉致された。これは、現在では、当時の朴正煕韓国大統領が、KCIAを使って全大中を殺害しようとした殺人未遂事件であって、単純な拉致事件とは異なる...ということが判然としている。しかも、これには、自衛隊の秘密組織(JCIA)も関与していた。 続きを読む 第208回 中薗英助の本4冊

第216回 本やには出ない本4冊

`03.4月25日寄稿

前回は長い事品切れだったり、絶版だったりした良書の中、復刊したもの4点を紹介したが、今回は、それとが違うものの、書店には出ないために、一般的には入手しにくい本を、紹介する。この4点全て、苫小牧の読書団体「お話ジャングル」の墨谷さんに、入手を手伝ってもらった。 続きを読む 第216回 本やには出ない本4冊

第218回 テディベアと猫の虐待

`03.8.21寄稿

前回は、安達まみの、読んだけれども大して面白くなかった「クマのプーさん英国文学の想像力」から「テディ.ベア」の話を先ずした。「ジーニアス英語」から「テディ・ベア」の所を引いて、Theodore  Roosevert.米国第26代大統領のTheodore から来た名前で、大統領テディは猟で小熊を助けたので....と書いた。

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第219回 眼鏡の社会史、文化史

`03.9月6日寄稿

もう10年前になろうか、ある目医者に行って驚いた。何がって?あの視力を計る時のこと、昔なら、こちらの視力が弱ければ「もー一歩前に出て!」とやられたのが。「これで見えませんか?それじゃ」と言って向こうが、と言うのは、看護婦の方が、表を持って、自分でこちらに近づいたのだ.つまり、客あしらいが変わった.と言う事で、客を動かすのではなくて、「お客さんはそのまま、そのまま」となった訳だ。 続きを読む 第219回 眼鏡の社会史、文化史