この9月14日午後、「計測自動制御学会」での「特別講演」なる大役(?)を無事に果たした私は、翌15日、一番の飛行機で山形に飛びました。14日に仙台で営まれた、水野正弘君の17回忌に集まった、卒業生の一行に合流するためです。東京在住の幹事、野沢君からの予定表を見ると、墓参りのあと、上山温泉一泊、ついで天童温泉へと移ることになっているので、私は、札幌在住の副幹事、大西君に連絡して、「天童」に泊まるならば、是非共、「斉藤真一、心の美術館」に寄るように、と伝えました。 続きを読む 第098回 斉藤真一と水野君
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第097回 雨と朝顔
買って来たばかりの「橋」(日本の美術362、至文堂)を見ていると、「芸術としての橋」の章に、広重の「大はしあたけの夕立」と、それを模したゴッホの「雨中の橋」が出ています。 続きを読む 第097回 雨と朝顔
第096回 月形町樺戸博物館
西洋では、「学問の神様」と言われる「ふくろう」が私は好きで、本から始まって、置物、スタンド、のれん、セーター、Tシャツと、「ふくろうグッズ」が、今ではおよそ2,000程集まりましたが、この8月3日に、更に一点、珍しい「ミミズク」を入手しました。 続きを読む 第096回 月形町樺戸博物館
第095回 法師と法事
私がいる図書館では、9時までの夜間開館の要員として、2名の女子学生(いずれも建築工学科3年在学)をやとっているのですが、そのうちの1人が、先日、休みを呉れ、と言います。持ってきた欠勤届を見ると、理由欄に「法師のため」とかいてあります。 続きを読む 第095回 法師と法事
第094回 責め絵師伊藤晴雨と団鬼六
10年ほど前札幌のそば屋でのことです。注文した酒とそばを持って来た30代と覚しき女は、えらく肉置(ししおき=肉付)の豊かな女で、今の言葉で言うならば、巨乳の持ち主でしたが,ユニフォームのTシャツの生地をつきあげる感じの、そのたわわに実った胸の、二つの小山の先端に、「S」「M」の二文字が踊っています。 続きを読む 第094回 責め絵師伊藤晴雨と団鬼六