本の話(714)青シャツの2人前途は凶
司書独言(177)
2016.9寄稿
◯月◯日 「糺す」は(ただす)、罪や真偽、事実などを問い調べることで「糺の神」=偽りを糺す神がいる所が、京都の「糺の森」、これを祀るのが下鴨神社だ。文学好きなら、「新古今」の「偽りを 糺の森のふゆだすき 掛けつつ誓へ われを思わば」 続きを読む 司書独言(177)
第369回(ひまわりno185) 心良き人々のパニョル作品、ロンドンの漱石
2016.9月寄稿
Marcel・Pagnol(マルセル・パニョル、1895〜1974)フランス劇作家、南仏オーバーニュー生まれ、22年パリに出て高校教師(父親は小学校の先生)、学生時代から文学好きで、1925年、ポール・ニヴォワと合作で「栄光の商人 」を出して当たった。第一次大戦の戦争利得者を諷した作品だ。 続きを読む 第369回(ひまわりno185) 心良き人々のパニョル作品、ロンドンの漱石
司書独言176
⚪︎月⚪︎日 ローマ法王が今のフランシスコに変わってから感心させられることが続く。例えばカトリックでは認められていない女性聖職者復活の検討委委員会設立、例えば教会での神父による児童の性的虐待を犯罪と認め、バチカン法を改めて世界各地の司祭800余人を免職した事、して又、1915年頃第1次ッ世界大戦中に、現在のトルコを含むオスマン帝国で起きた、およそ150万人のアルメニア人虐殺を「20世紀最初のジェンサイド(集団虐殺)」として断罪したことetc. 続きを読む 司書独言176