第123回 越前も長芋も

`98.1.16寄稿

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  1. 岡田甫.川柳末摘花詳釈.有光書房(1958) []
  2. 岡田甫.定本,誹風末摘花.太平書屋(1987) []
  3. 蕣露庵主人.江戸艶句『柳の葉末』を楽しむ.三樹書房(1995) []

第122回 来る年虎の激減

`97.12.25寄稿

朝刊を開いてビックリ!! 「伊丹十三」死す、とある。

朝食のあと、用事で姉の所に行って、ついでにテレビを観ると、「お葬式」に出演していた女優、高瀬春奈(この字でいいのかな?)が、インタビューにモソモソ答えている。この人は、舌が長いせいか、どうも発音がおかしくて、その話し方が、私はいつも気になるけど、この際ばかりはガマンして聞かざるを得ない。 続きを読む 第122回 来る年虎の激減

第121回 河盛好蔵

`97.12.10寄稿

高校2年生の時に、大岡昇平、伊藤整、 河盛好蔵が室蘭に講演に来たことがあります。

最初に登場した河盛は、自分の名は、「かわもりよしぞう」 が本当なのだが、誰も、そう読んでは呉れず、「こうぞう」と読む。挙句の果ては、仲間うちでは、「こうもりこぞう」などと、何やら、義賊めいた呼び方をされる時がある、と述べて、会場を沸(わか)せました。 続きを読む 第121回 河盛好蔵

第120回 面白可笑し30年

(120)`97.11.19寄稿

「室蘭文藝」は室蘭文芸協会が年に一度発行しているものです。その代31号が出ました。
乞われて書いた私の文章がありがたいことに一番最初にのっています。それで嬉しくなって、今回は同誌の宣伝です。

御無沙汰感謝!!11月にしては、室蘭は暖かです。

次回は12月10日(水)です。

‘97.11.19(水)

発売は「港の文学館」で
¥1.000
Tel.0143-22-1501
振替.02700-1-8742
(550部作製)
住所.室蘭市海岸町3-6-12

第119回 知の巨人達

現在の「知の巨人」とも言うべき山口昌男が、実にワクワクするような本を書きました。本と言っても、この10月6日から、12月22日まで、12回に亘って話される、NHkの人間大学の講義録です。

何がワクワクかと言うと、取り上げられた人物が、すこぶる魅力的で、知ることを最大の喜びにする人間なら、山口の本を読んだあとに、これらの人々一人一人について、彼らが書いた本、彼らについて書かれた本を読む楽しさが控えているからです。 続きを読む 第119回 知の巨人達