2018.2月寄稿
過ぐる2月4日、新聞に驚嘆すべき知らせが出た。その見出しは「半世紀をへて田岡全集完成へ」。中身は「明治、大正期の文芸・社会評論家で、中国文学研究者でもある、田岡嶺雲(たおか・れいうん)の著作を網羅した西田勝編『田岡嶺雲全集』の第6巻(法政大学出版局/¥20,000円)がしゅっぱんされました。第7巻も18年中に刊行の予定で、1969年の刊行以来、半世紀をへて完成します。第6巻は荘子、蘇東坡ら中国の歴史的人物の評伝と最晩年の評論を収めています」。 続きを読む 第385回(ひまわりno201回)田岡嶺雲全集第6巻、北越雪譜、秋山紀行