第315回「温泉文化史・東西昔話」

2012.1.16月寄稿

1月21日土曜日、登別市立図書館3Fで講演をする。図書館が市民向けに行う文化講演といった趣のものだ。演題は「温泉文化・東西昔話」。それでこの何日か用意をしている。いつもの如く、書棚から関連の本を出して、既に読んで付箋を付けてある所をチェックしてという順序でやるのだが、今「温泉」と書名にあるものが2,30冊目の前においてある。今日は1月16日、図書館は休み。それで朝食後、新作DVDの「小川の辺」を返しがてら、登別は「さぎり湯」に直行し、入浴後そばを食べて帰宅−で、今これにかかったところ。 続きを読む 第315回「温泉文化史・東西昔話」

第050回 「おなら考」と「ホ」の本

`94.4.22寄稿

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」とは柿好きで有名な正岡子規の句で「法隆寺の茶店に憩(いこい)いて」の詞書(ことばがき=説明文)がある名作です。 続きを読む 第050回 「おなら考」と「ホ」の本

第049回 歯の風物史 お歯黒 歯の神様

`94.4.1寄稿

大学一年の夏休みのことですが,向いの菓子屋から買ってきたピーナッツせんべいをたべていたら、「ガリッ」と来たので,口から出してみると,ピーナッツと思いきや、これがナント人の歯でした。 続きを読む 第049回 歯の風物史 お歯黒 歯の神様

第048回 人魚の正体は?

`93.3.2寄稿

貴方なら、「人魚」と聞いて、どんな姿を想像しますか。やはりアンデルセンや、小川未明の童話で読んだり、見たりしたあのたおやかにも、どこか色めいた姿でしょうか。さて、下の図を御覧下さい。この不気味にして、怪異な物が、実は「人魚」の真の姿なのです。

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