第047回 歴史の虚実を見るには?

`94.2.16寄稿

江戸城内の台所の井戸に猫が落ちて溺れ死んだ、それを助けなかったのは不届きである、とて台所の守(かみ)が八丈島に遠島になる。又、5才になる子供が、我が家の軒下に巣を造った燕を、紙筒の吹き矢で射ったのは不埒(ふらち)である、とて親子とも打ち首になる。 続きを読む 第047回 歴史の虚実を見るには?

第046回 犬の気持ちの何分の一かを持てば!

`94.1.28寄稿

私が子供の頃には、町中でよく番った(つが)ままの犬をみかけるものでした。つまり交尾が終わったものの,離れる事が出来ず尻と尻をくっつけたままでいる犬達です。 続きを読む 第046回 犬の気持ちの何分の一かを持てば!

第045回「知識は人生を楽しむための切符である」

`93.12.10寄稿

今年12月7日の朝日新聞紙上に、下の投書が載りました。「知りたい」という欲求と、其のための「本が欲しい」という欲求と「〜とは言うものの,,,中々買えぬ」とい言う悩みと結局は「入手する」という喜びとが交々(こもごも=かわるがわる)語られていて、一読共感すると同時に、溌溂(はつらつ)たる精神に驚嘆し、実に感動しました。 続きを読む 第045回「知識は人生を楽しむための切符である」

第311回 原発報道の信憑性

`11.08.15寄稿

下に載せたのは,私が今、道新に頼まれて,全道4人のメンバーで交替で書いているものだ。中で,九州電力の”やらせメール”について触れているが、このことでは各社の報道は遅かった。赤旗が報じたのは確か7月2日だったが,他の社,例えば「道新」に出たのが7月7日で,5日も出遅れていた。

そもそも、このやらせが明るみに出たのは、九州電力関連会社社員が共産党の福岡県委員会に「これは余にひどい」と連絡をいれたからだ。 続きを読む 第311回 原発報道の信憑性

第040回 コンドームについての本

`93.9.17寄稿

「隔世」(かくせい)と言う言葉の意味は、時代を異(こと)にすることで、時代も変わったもんだなあ、とか世の中が甚だしく移り変わったなあ、というような時「隔世の感あり」などと使います。この感じを持つことは、最近多々ありますが、「コンドーム」のこともその一つです。

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