第042回 イタリア児童文学「クオレ」の評価

`93.10.19寄稿

今,我々がイタリア語だと思っている言葉は,実はフィレンツェ語だそうで、1861年にイタリア統一された時には,たった60万人が話す言葉にすぎなかったといいますから、これは驚きです。

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第043回 ロシア皇太子ニコライ襲撃事件(大津事件)

`93.11.5寄稿

昭和36.7年だったと思いますが、所用で浜松に居たときの事です。目に何か入って一晩つらい思いをした私は、翌朝宿を出て、道を聞き聞きようやく一件の眼下を見つけました。早朝にもかかわらず「こりゃ痛かったろうね」と診てくれた医者は,眼鏡をかけた物静かな人でした。 続きを読む 第043回 ロシア皇太子ニコライ襲撃事件(大津事件)

第044回 イソップ寓話3様の翻訳

`93.11.19寄稿

そろそろ初雪かな、と思われる今日このごろ、この夏栗山町の開拓記念館で開かれた「川上澄生展」で観た、「伊曽保(いそぽ)の譬(たとえ)ばなしより」の中の「蝉と蟻』を思い出します。 続きを読む 第044回 イソップ寓話3様の翻訳

第310回 ムソルグスキー「展覧会の絵」の真実

2011.08.寄稿

1996年4月27日から10月20日迄,小樽のペテルブルク美術館で「レーピン〜ロシアの心〜」展が開かれた。この美術館,旧拓銀を改装したもので,当時は

丸井今井グループの所有。展覧会の主催は丸井で,これは丸井今井創業125年祈念の行事だった。あ〜丸井の栄光、今いずこ?。 続きを読む 第310回 ムソルグスキー「展覧会の絵」の真実

第041回「人間大好き」中野好夫と、娘利子の本

`93.10.5寄稿

受験勉強が好きだ、という人は余りいないでしょうが、本好きの私には、大学受験の勉強が好きか嫌いか、の前に困ったことが二つありました。 続きを読む 第041回「人間大好き」中野好夫と、娘利子の本