第015回 ハリウッド良心の勝利

`92.7.15寄稿

大学生の時、同級生の矢口和子さんと一緒にアメリカ映画「黒い雌牛」を観ました。これは、メキシコの原野に生まれ育った牛と少年の友情を描いた秀作です。牧場主の死で、闘牛用に売られることになった牛を取り返すべく少年は,メキシコシティへ単身出かけて行きますが、時既に遅し,愛する牛は既に闘牛場の真ん中へ引き出されていた。...という筋のものです。 続きを読む 第015回 ハリウッド良心の勝利

第014回 象の旅「長崎から江戸へ」

`92.6.30寄稿

インド象は、人間と同じ位の早さで育って、寿命もほぼ同じ、記録では、野生の象で84才、飼われていたものでは、シドニー動物園での69才が最高齢だそうです。 続きを読む 第014回 象の旅「長崎から江戸へ」

第013回 和時計と時計の社会史

`92.6.15寄稿

4.5年前の事、一主婦が訪ねてきました。ドイツボン在住の男性と文通しているが、今回受けた手紙でわからぬ箇所があるので、教えてほしいと言うのです。 続きを読む 第013回 和時計と時計の社会史

第012回 ガウディになれなかった男

`92.5.29寄稿

ミロー・パワーは美男タイロン・パワーと美女リンダ・ダーネルとの間に生まれた美人女優で`69年に「マルキ・ド・サドのジュステーヌ」に出演しました。 続きを読む 第012回 ガウディになれなかった男

第011回 大女優マレーネ・ディートリッヒを偲んで

`92.5.15寄稿

かって独裁者のヒトラーは、アメリカでユダヤ人の監督フォン・スタンバーグと組んでいた女優マレーネ・ディートリッヒに、ドイツへ戻るなら、ブランデンブルグ門を通ってベルリンへ入る凱旋パレードを約束しようと誘いましたが、彼女はそれを拒んだ上、第二次大戦中は米軍に属して、前線慰問を行うなど、反ナチス活動に大きな働きをしました。 続きを読む 第011回 大女優マレーネ・ディートリッヒを偲んで