◯月◯日 昨年の12月、福島で除染労働の3次下請けの業者が、2次下請けの社長に工事代金と必要経費を請求すると、この社長上半身の入れ墨を見せて、いきなり暴力を振るった云々の事件があった。 続きを読む 司書独言(178)
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司書独言(177)
2016.9寄稿
◯月◯日 「糺す」は(ただす)、罪や真偽、事実などを問い調べることで「糺の神」=偽りを糺す神がいる所が、京都の「糺の森」、これを祀るのが下鴨神社だ。文学好きなら、「新古今」の「偽りを 糺の森のふゆだすき 掛けつつ誓へ われを思わば」 続きを読む 司書独言(177)
司書独言176
⚪︎月⚪︎日 ローマ法王が今のフランシスコに変わってから感心させられることが続く。例えばカトリックでは認められていない女性聖職者復活の検討委委員会設立、例えば教会での神父による児童の性的虐待を犯罪と認め、バチカン法を改めて世界各地の司祭800余人を免職した事、して又、1915年頃第1次ッ世界大戦中に、現在のトルコを含むオスマン帝国で起きた、およそ150万人のアルメニア人虐殺を「20世紀最初のジェンサイド(集団虐殺)」として断罪したことetc. 続きを読む 司書独言176
司書独言 (175)
⚪︎月⚪︎日 永六輔が7月初旬に没した。私は何だかペチャッと言うか、ネチャッと言うかの話し方が耳障りだったが、言う事は真当だからいつも傾聴していた。当節安部総理が変えたがっている憲法についても「アメリカが押しつけたというけれど、アメリカはその前にちゃんと自由民権の憲法の研究をしている」と言い、日本各地で作られた、例えば五日市(現東京あきる野市)憲法などを例示し、「今の憲法のもとには自由民権運動の憲法がある」と断言する。 続きを読む 司書独言 (175)
司書独言(174)
⚪︎月⚪︎日 延暦寺と聞けば僧兵を抱え,意に満たねば強訴して朝廷をおびやかし、挙句信長に焼き討ちされたことを思い出すが、6月初旬「延暦会館」の副館長が年下の修行僧を殴って鼓膜を破った事件が起きた。この坊主前にも同様の暴力を振るっていた由。荒法師の伝統は絶えていない訳だ。 続きを読む 司書独言(174)