`10.10月寄稿
○月○日 過ぐる9月3日夜、プリンスホテルで拙著「本の話・続」の出版記念祝賀会が開かれた。軽妙極まる司会役の田村博文さんに促されて,私は謝辞を述べたが,その中で,子供の頃の出来事を2.3語った。 続きを読む 司書独言(110)
`10.10月寄稿
○月○日 過ぐる9月3日夜、プリンスホテルで拙著「本の話・続」の出版記念祝賀会が開かれた。軽妙極まる司会役の田村博文さんに促されて,私は謝辞を述べたが,その中で,子供の頃の出来事を2.3語った。 続きを読む 司書独言(110)
`92.4.30寄稿
昭和25.6年だったと思いますが、室蘭で初めて(?)のプロ野球の試合が、新日鉄球場でおこなわれました。試合の前日、浜町の東宝劇場(現アーケード街、中央ビル)で人気選手が、舞台上からサインボールを観客に放るというイベントがあり、その際、選手名を書いたプラカードを持って、各選手の前に立つ役に、北辰中学校の野球部員が狩り出されて、私も出ました。 続きを読む 第010回 人間 大下弘を語る本
`10.11月15日(月)寄稿
これを書き始めている今日は11月15日(月)。来週土曜日の12月27日は「第20回ふくろう文庫ワンコイン美術講座」で「司馬江漢1 」を取り上げる。今年第4期の第5回目で、今年はこれが最後の講座。来年は又新し題目で同じく5回を考えている所。 続きを読む 第303回 司馬江漢と福沢諭吉の違い
`92.4.15寄稿
四月ともなれば、さすがに風の強い室蘭でも、大分春めいてきます。いよいよ、「春眠、暁を覚えず」の候です。孟浩年(もうこうねん)作 「春暁」(しゅんぎょう)
春眠不覚暁(しゅんみん、あかつきを、おぼえず)処々聞啼鳥(しょしょていちょうをきく)夜来風雨声(やらいふううのこえ)花落知多少(はなおつることしんぬたしょうぞ) 続きを読む 第009回 枕の本
`92.3.31寄稿
「大型のアンコー一尾、中型のトビエイ一尾、ウツボの下半身、エビ多数、ガラスびん一本、婦人用ボロ靴片方、革手袋片方、人骨らしい骨、缶ビール四個」この雑多なもののリストは何かわかりますか。これはフロリダ州マイアミでとれた「メジロザメ」の胃の中に入っていたもののリストです。 続きを読む 第008回 鮫の本一冊