第260回 眉山とポルトガル人モラエス

`07.6月寄稿

我妻さんに誘われて「眉山」を観て来た.宮本信子が出る。この映画、私はまるっきり事前の知識がなくて、と言うことは、まるきり観たいと思っていなくて、それで誘われた時にも「1人で行ってこい」とは言いかねて、映画関係のファイルを出して、今迄映画館に行くたびにもらって来たパンフレットと映画評を出して見たが、どう言う訳か「眉山」関係はゼロで、で、つまり事前の知識は持ちようもなかった訳だ。 続きを読む 第260回 眉山とポルトガル人モラエス

第265回  心霊術・占い・妖怪・幽霊の世界

`07.10月寄稿

大学2年の頃、銀座7丁目(だったと思うが)に「銀巴里」と名乗る喫茶店があって、シャンソンを聞かせていた。今で言うワンドリンクでいくら式の店のはしりみたいな所で、私も一度行ったことがある。確かジュース1杯で¥200だった筈.地下室にあるその店は大して広くはなく、椅子を三日月型に並べた前に出来た僅かなスペースで歌手が歌うのだったが、そのたった1度行ったその店で、私の前に現れたのが丸山明広、今の美輪明広だった。 続きを読む 第265回  心霊術・占い・妖怪・幽霊の世界

第266回 真贋論争 人間・食品・美術品

`07.11寄稿

食用だ、と言うことは我々人間が食う為にいる犬と言うことで、番犬ではない.その中の一種、例の中国産のチャウチャウ、あのチャウチャウには悪いが、今度お出ましの前防衛事務次官と名乗る守屋武昌っての、何がなし、このチャウチャウに似てない?。それも居眠りこいてるチャウチャウもしくは秀才ならざる鈍なチャウチャウの顔してない?。 続きを読む 第266回 真贋論争 人間・食品・美術品

第291回 金印(漢倭奴国王)の真贋 他ハンコの本

`09.12寄稿

室蘭民報(10月21日)に「金印・発見者特定に一歩?」なる見出しの横に、「甚兵衛の実像へ”新説“に注目」なる記事が出た。あとでSさんにこの記事のことを告げると、Sさんはチラッと見たけど読まなかったとて、「弁当の甚兵衛の事かと思った」とふざけて言って、「まさか!!」と二人して笑ったが、弁当の方はともかく、私自身は別の意味で「まさか!!」と思ったのだった。 続きを読む 第291回 金印(漢倭奴国王)の真贋 他ハンコの本

第237回 ユダヤ人とナチスと現在

`05.4月寄稿

室蘭工業大学で教鞭をとっていた坂西八郎先生が(ドイツ語)が、過ぐる2月に逝去された.私は先生には、3つの事で思い出がある。

1つは「野バラ」の本のこと。先生はゲーテの詩・野バラに、世界各国の作曲家達がつけた曲を蒐めたが、その手伝いをしたのである。大学図書館の参考係として、内外の大学や研究所で所蔵している楽譜を蒐める手伝いである。 続きを読む 第237回 ユダヤ人とナチスと現在