第370回(ひまわりno186)「ジャングル・ブック」のキプリング

2016.10.寄稿

「万里の長城」の3割が消失していると判明、との記事が昨2015年7月頃出た。これ「中国長城学会」の調査結果で、その原因は、村の人達が長城のレンガで家を建築するから、市場で買うレンガは1個50元だが、長城から抜き取ったレンガは30元の由、場所は河北省との事。 続きを読む 第370回(ひまわりno186)「ジャングル・ブック」のキプリング

司書独言(177)

2016.9寄稿

◯月◯日 「糺す」は(ただす)、罪や真偽、事実などを問い調べることで「糺の神」=偽りを糺す神がいる所が、京都の「糺の森」、これを祀るのが下鴨神社だ。文学好きなら、「新古今」の「偽りを 糺の森のふゆだすき 掛けつつ誓へ われを思わば」 続きを読む 司書独言(177)

第369回(ひまわりno185) 心良き人々のパニョル作品、ロンドンの漱石

2016.9月寄稿

Marcel・Pagnol(マルセル・パニョル、1895〜1974)フランス劇作家、南仏オーバーニュー生まれ、22年パリに出て高校教師(父親は小学校の先生)、学生時代から文学好きで、1925年、ポール・ニヴォワと合作で「栄光の商人 」を出して当たった。第一次大戦の戦争利得者を諷した作品だ。 続きを読む 第369回(ひまわりno185) 心良き人々のパニョル作品、ロンドンの漱石