第453回 宝塚の世界 

2023.12.10寄稿

宝塚は女ばかりで成り立っていると思っていたら、そんなことはなくて、一時期男もいたいたと言う。

私はまだ読んでいないが、辻則彦の「男たちの宝塚」なる本があるそうな。(神戸新聞総合出版センター刊)

ナンデモ、昭和45年から52年にかけて男を募集すること計4回。これで、男子部ができた。女たちから「男性ちゃん」と呼ばれた面々は一期から4期まで計25人。と、ここまでは良かったが、「女の園」を良しとするファンの抗議が激しくて、結局表に出られぬ陰コーラスばかりで、54年に解散せざるを得なかったと。それはともかく、今、宝塚は大変だ。何故大変かは大方の人が知っていようから今は触れない。代わりに、私が宝塚なるものについて、最初に読んだ岩淵達治の本他を出しておく。ついでにその時書いた「本の話」も。

さて、今回の大変な問題について、余り知られていないと思われる本を出しておく全3冊で、出た年度で並べると

① 1995年「タカラヅカ秘密の花園、大階段の裏のウラ1

② 1996年9月「タカラヅカ、汚れた花園〜欲望と虚飾に弄ばれた乙女たち(( 宝塚歌劇研究会.タカラヅカ、汚れた花園〜欲望と虚飾に弄ばれた乙女たち.鹿砦社(1996) )) 」

③ 1996年8月「宝塚スキャンダル2 」でここで②の書影をだす。内容は第1章「スキャンダルの入り口」第3章「恐喝」第5章「横領」第6章「タニマチ」「灰色高官」第8章「タカラジェンヌ美人局(つつもたせ)」因みに「美人局」とは「女が夫や情夫となれ合いで、他の男に身を任せ、それを種に夫が、その男から金などをゆすること」と書いてあるのは「英訳付き国語総合新辞典」旺文社(1991年刊)で「美人局」の英訳は「a  badger game」だと。そりゃそうだわ。上記宝塚本3冊、どれも「宝塚歌劇研究会著、鹿砦社刊」

上記3冊の内容を信ずるか、信ぜぬかは読者の判断に任せるとして、一つ忘れるところだった。何期生かは忘れたが、ある時期の宝塚の生徒に、妙なことが流行ったことがある。それは、美しい心を持っていれば、顔は綺麗になる。それで、その心を持った人が、琵琶湖にはびこる雑草などに向かって「消えてください」と言うとその草や藻は消えてしまうのだーと。本当かね!!。困ったもんだ。ところで、私のところに来る烈女3人が、宝塚の話になって、「清く、正しく、美しく」と私が言ったら、3人口を揃えて「無理、無理」と言っとたな。

はっきり書くが、杉田水脈なる馬鹿女がいる。悪の塊みたいな馬鹿だが、それでも国会議員だ。この馬鹿女に対して、札幌法務局が2023年9月20日に「人権侵犯の事実」を認定すると発表した。その事実というのは、杉田が2016年国連の女性差別撤廃委員会で「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場の完全に品格に問題があります」と写真付きで投稿したこと。これに対し,札幌法務局は杉田に「アイヌ文化を学び、発言を注意するよう啓発した」という訳だ。その時の発言について、その時私が書いた「本お話」をここに出しておく。杉田の数々の馬鹿発言を並べると紙が何枚あっても足りないから止めるが一つだけ出しておく。

「フェミ科研裁判」と呼ばれる事件だ。杉田はフェミニズムを研究している団体を、科研費を不正使用としてっ攻撃した。これに対して大阪大学名誉教授、牟田和恵が提訴した裁判で、京都地裁が杉田に33万円の支払いを命じた事件だ.2023年5月20日のことだ。さて、杉田は札幌法務局から「アイヌ文化を学ぶように」と諭されたがこの報告をこのまま聞かせたい人がいる。「ゴーマニズム宣言」で知られた、漫画家の小林よしのりだ。この人はなにしろ「アイヌ文化」どころではなくて、「アイヌ民族の存在」すら認めない。「北海道にいったって、どこにアイヌ人がいるの?」と言うのがこの人の考えだ。それが如実にわかるのが、小林よしのりVS精神科医香山リカの「  対談ー”アイヌの論争”とヘイトスピーチ」(創出版2015刊)。表紙に小林の写真が出ているが、これはだいぶ緊張している人間の取る身構えだ。香山は構えていない。読んでの感想を一言で言えば小林は頭が悪いだ。どうして、香山の論がわからないのか、不思議だ。まあ、読んでみてくだされ。この悪い頭の人が書く本が殆どベスセラーだそうだが私には理解できない。「北海道に行ったってアイヌ人なんかおらんよ」と言う小林に読ませたい本がある。平山裕人の「アイヌ民族の現在、過去、未来」(藤田印刷エクセレントブックス昭和21年刊)本の解説を出す代わりに、これについて、私が書いた「本の話」を出しておく。そして本書を読み終わった後に次に書く私の文章を読んで下さい。

「白老に出来た「ウポポイ」の図書室には北大学長中村陸男の本はあるが、私の友人んの息子たるアイヌ語学者、丹菊逸二の本は一冊もないぞ。逸二は東大でフランス語をやり、フランスの大学を出てから帰国し、ついで、アイヌ語学者になった男で、平山の本にも出てくる。中村陸男は私の同級生の弟だ。

これ書いている今日は 12月10日だ。岸田の失政を受けてポスト岸田の名が出始めている由。おの顔ぶれの中に高市早苗がいて、このいつも笑わなくていいのに笑ってみせる不気味な女が事もあろうに杉田水脈と「勉強会」を開いたとある。世の中は広いから、私のように杉田を馬鹿と思う人間ばかりではないのはわかっている。そして、呆れたことに杉田を正しいとするのは論語学者の加地伸行、加地は杉田の有名な差別論、例えば「LGBT~生産性がないの」の何処が間違っているかとして杉田をかばう。

加地伸行の「続マスコミ偽善者列伝」の第5章「本質に戻れ」の「杉田議員辞職を強要するファシズム」がそれ。私の書棚には「論語」が5種ある。「論語読みの論語知らず」と言う諺があるが、論語を解きながら杉田を正しいとする加地はボケタノか危ないなあ。思うに加地はアベ連中に媚を売っているのだろう何かのおこぼれを待っているのだ。

「マスコ偽善者列伝3

  1. 宝塚歌劇研究会.タカラヅカ秘密の花園、大階段の裏のウラ.鹿砦社(1995) []
  2. 宝塚歌劇研究会.宝塚スキャンダル.鹿砦社(1998 []
  3. 加地伸行.マスコ偽善者列伝.飛鳥新社(20189) []

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください