2016.9月寄稿
Marcel・Pagnol(マルセル・パニョル、1895〜1974)フランス劇作家、南仏オーバーニュー生まれ、22年パリに出て高校教師(父親は小学校の先生)、学生時代から文学好きで、1925年、ポール・ニヴォワと合作で「栄光の商人 」を出して当たった。第一次大戦の戦争利得者を諷した作品だ。 続きを読む 第369回(ひまわりno185) 心良き人々のパニョル作品、ロンドンの漱石
2016.9月寄稿
Marcel・Pagnol(マルセル・パニョル、1895〜1974)フランス劇作家、南仏オーバーニュー生まれ、22年パリに出て高校教師(父親は小学校の先生)、学生時代から文学好きで、1925年、ポール・ニヴォワと合作で「栄光の商人 」を出して当たった。第一次大戦の戦争利得者を諷した作品だ。 続きを読む 第369回(ひまわりno185) 心良き人々のパニョル作品、ロンドンの漱石
2016.8.寄稿
小樽の裕次郎記念館が閉館するそうな。昔、法事のとき義兄に頼まれて、本州勢の親族達の小樽案内をしたことがある。私は全く興味がなかったが、横浜勢の希望で入った。そのとき別の小母さん達団体が、口々に「裕次郎が死んだのは飲みすぎたんだ」と言ってたのが記憶にある。 続きを読む 第368(ひまわりno184)空疎な小皇帝「石原慎太郎」.民族の浄化 .登山と平和
2016.6.寄稿 私が大学生だった昭和30年代前半、上野の方から来て東大前を通り、大塚を抜けて池袋が終点の都電があった。その終点の傍に藁火(わらび)書店なる小さな古本屋があった。 続きを読む 第367回エリュアール詩集.「自由」ヴェルコール「沈黙のたたかい」そして大野晋
2016.5月寄稿
北海道新聞の文化担当記者・岩崎志帆女は過グル5月18日(水)の朝刊で、「ふくろう美術講座50回に」なる見出しの下、「美術書を解説し、講座代を市立図書館の図書の購入に充てる”ふくろう文庫ワンコイン美術講座が”28日の開催で50回目を迎える」と書き出し、「講座は美術書の購入費を寄付金だけでなく”ボランテアでも稼ごう”と山下代表が発言し、2007年に始まった」と続け、「これまで延べ2,280人が参加し、講座代で230点を購入した」と紹介してくれた・ありがたいことに、これまでの稼ぎ得た金は100万を超える。
2016.4.寄稿
元へっぽこ絵描きのヒトラーは、権力を握るや、自分の生地オーストリアリンツを、新しいヨーロッパ文化の中心地とすべくそこへヒトラー自身の設計による「総統美術館」を立てようとした。とは言っても中に展示する美術品はどうするのか。…..で、ヒトラーは対戦中各地で名品を盗みまくった。 続きを読む 第365回ナチスによる美術品略奪と取り戻し作戦。他3冊