第359回北京研修と中国の民族と文化大革命

2015.11.11寄稿

室工大の建築を出た西方君は今や木製サッシの第一人者で、その仕事で、度々中国に出かけるという。以前はデンマークあたりが木製差しについては先進国だったが、今は中国が先端を走っているそうだ。その西方里見•耿子夫妻に連れられて10月中旬、北京に行って美術館博物館を歩いて来た。 続きを読む 第359回北京研修と中国の民族と文化大革命

第(357回) 戦争時の学童疎開や、ナチスの障害者安楽死計画

2015.9.18(戦争法案採決の日に)寄稿

電話でナチスの障害者安楽死についての本がないかと質問が来た。なんでもNHKの Eテレで知ったという。我が家でテレビがないので、新聞で調べると、8月25、26両日に「ハートネットTV」とやらで取り扱ったと分かった。これに答える前に日本のこともちょっとふれておく。 続きを読む 第(357回) 戦争時の学童疎開や、ナチスの障害者安楽死計画

第356回 「小牧近江」の「種蒔く人」に見る反戦と平和の故郷秋田

2015.8.3寄稿

7月11.12と秋田に招ばれた「本の力」と題して講演してきた。昼食前に、安藤忠雄設計の美術館に寄った。地元では好評とは言えない建物の由。美術館を出ると、前の建物で「土崎大空襲展」をやっている。見たいと思ったが時間が迫ったので止め、講演に向かった。 続きを読む 第356回 「小牧近江」の「種蒔く人」に見る反戦と平和の故郷秋田

第355回 文化人を自認する人たちが試される時、それは非常時

2015.6.9寄稿

戦争法案や沖縄辺野古移設が焦眉の急の今....で、「『螢の光』」と稲垣千頴(ちかい)1

」なる本を取り上げる。あなたは「蛍の光」が四番まであることを知っていたろうか。エッ、二番でしょう?って?。 続きを読む 第355回 文化人を自認する人たちが試される時、それは非常時

  1. 中西光雄.「螢の光」」と稲垣千頴.ぎょうせい(2012) []