`92.4.15寄稿
四月ともなれば、さすがに風の強い室蘭でも、大分春めいてきます。いよいよ、「春眠、暁を覚えず」の候です。孟浩年(もうこうねん)作 「春暁」(しゅんぎょう)
春眠不覚暁(しゅんみん、あかつきを、おぼえず)処々聞啼鳥(しょしょていちょうをきく)夜来風雨声(やらいふううのこえ)花落知多少(はなおつることしんぬたしょうぞ) 続きを読む 第009回 枕の本
`92.4.15寄稿
四月ともなれば、さすがに風の強い室蘭でも、大分春めいてきます。いよいよ、「春眠、暁を覚えず」の候です。孟浩年(もうこうねん)作 「春暁」(しゅんぎょう)
春眠不覚暁(しゅんみん、あかつきを、おぼえず)処々聞啼鳥(しょしょていちょうをきく)夜来風雨声(やらいふううのこえ)花落知多少(はなおつることしんぬたしょうぞ) 続きを読む 第009回 枕の本
`92.3.31寄稿
「大型のアンコー一尾、中型のトビエイ一尾、ウツボの下半身、エビ多数、ガラスびん一本、婦人用ボロ靴片方、革手袋片方、人骨らしい骨、缶ビール四個」この雑多なもののリストは何かわかりますか。これはフロリダ州マイアミでとれた「メジロザメ」の胃の中に入っていたもののリストです。 続きを読む 第008回 鮫の本一冊
`92.3.16寄稿
北帰行 ① 窓は夜露にぬれて 都すでに遠のく 北へ帰る 旅人ひとり 涙流れてやまず
② 夏はむなしく消えて 今日も 闇をさすらう 遠き想い はかなき望み 恩愛 我をさりぬ
③ 今は黙してゆかん 何をまた語るべき さらば祖国 いとしき人よ あすはいずこの町か
詞.曲 宇田 博 続きを読む 第007回 渡り鳥の本
`92.2.28寄稿
私の父は、相撲が好きで、若い頃には国技館まで出かけたり、勧進元もつとめたりしたそうで、我が家のアルバムには、赤ん坊の兄を抱いた3代高砂親方(2代目朝潮太郎)と193cm、140kgの巨体の横綱男女の川(みなのがわ)が並び、その前に私の両親、後には力士がズラリと控えた写真が残ってます。 続きを読む 第006回 若乃花一代記
`92,2,14寄稿
栄高校が、栄町にあった昭和30年頃には、海岸町の栗林本社近くから、本輪西の現ウインズ前辺りを往復するポンポン蒸気船がまだあって、私の級友には、それで通学している者もいました。 続きを読む 第005回 橋のなんでも小事典