◯月◯日 ふざけた奴もいるものだ。理財局長の太田充。安倍の足を引っ張るための答弁かとの自民党のバカな質問に色を成して「いくら何でも」を繰り返して反論したのは、まあ認めるが、その答えがまちがっている。 続きを読む 司書独言(195)
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司書独言(194)
○月○日 貴方、「やかましいなー」見た?麻生の答弁。見るに堪えない醜悪な表情。流石に自民党総務会で「態度が尊大だと受け取られかねない。話し方を変えたらどうか」と苦言が出た由。 続きを読む 司書独言(194)
司書独言(193)
○月○日 1月22日の記事。21日に多摩川で入水自殺があり、死んだのはナント保守派の論客の西部邁。去年の暮れ、昭和史のノンフィクション作家・保坂正康が、中学への汽車通学中に1年上の生徒が社会科学の事などを教えてくれたりして、彼こそ私の中学時代の「先生」だ。 続きを読む 司書独言(193)
司書独言(192)
◯月◯日 前号で作家の百田尚樹が、「たかじん」の最後を看取ったと称する「さくら」なる女に誑かされて、その女を美化した「殉愛」なる本を出して、これをノンフィクション作家•角岡信彦らが批判した話を書いた。角岡らの批判の他に、この本に対しては「たかじん」の長女が”事実無根、名誉を毀損された”との訴訟を起こしていたが、昨年末、最高裁第一小法廷がこれを認めて、出版元の幻冬舎に365万円の支払いを命じる判決が確定した。つまり百田の本はインチキだと明らかになった訳だ。因みに幻冬舎の見城社長は、首相安倍とメディア関係者を仲介する政界の黒幕として知られた人物の由「一つ穴のむじな」なる諺は、こういう時に使う言葉だな。
◯月◯日 「たかじん」と言えば、仲間に「台灣婆や」がいるな。台灣から来たと言う茶髪の金ナニガシ。この女自称「安倍婆や」で、自宅に首相安倍他を呼んでパーティーを開いていると自慢している女。因みに「安倍爺や」もいて、これは名前を忘れたが(三宅?)、元新聞記者という禿頭の怒りっぽい男で先ごろ死んだ。「台灣婆や」が可愛がる男に自称軍事評論家の井上和彦がいる。この井上が今問題だ、と言うのはこの井上、化粧品のDHCがスポンサーの「東京MX」の番組に登場して、沖縄の「大多数の人は米軍基地に反対とは聞かない」とか、ヘリパットの現場には「韓国人はいるは、中国人はいるわ、という状況で「反対派の暴力行為により近寄れない」etc.とルポしたが、実際には現場から数kmも離れた安全な場所にいてのルポ、と判明して、BPO(放送倫理、番組向上機構)が「重大な放送倫理違反」と断定したもの。この井上も「むじな」の1匹だ。
◯月◯日 もう一匹の「むじな」の最新情報も書いておこう。これ又自称文芸評論家の小川栄太郎。だいぶ前にこの欄で、小川の「約束の日、安倍晋三試論」なる安倍ヨッコイショの本を、安倍資金管理団体「晋和会」が2.380冊=¥3,748,500買い、小川が大儲けしたことを書いた。又、前々号にはこの小川が又々安倍をヨイショして、昨年10月「徹底検証、森友・加計事件-朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪-」なるトンデモ本を出したと書いた。それが昨年暮れ、朝日側が小川と飛鳥新社を相手に「謝罪広告と5,000万円の損害賠償」を求める訴訟を東京地裁におこした。いずれ断が下るだろう。今町の本屋に先の井上と、この小川の本が平積みされている。買う馬鹿がいることも含めて、まことに嘆かわしい。
◯月◯日 年末そば屋でテレビを見ていたら、黒ずくめ、妙にパチクリ眼の老女がドタリ、ドタリと、しかもカメラを意識してか少し宛(ずつ)身体の向きを変えながら、「撮った?撮った?」と言わんばかりの表情で出て来た。途端に、これはどこぞの老人会の忘年会での余興の婆さん連ファッションショーかと、思ったら、座るや「我々としては真摯に、厳正に粛々と〜」と安倍や菅の口真似をやり出した。この女池坊ナントカ。態度傲慢、言語未熟、誠に醜い。後になって新聞で読んだが、「貴ノ花は礼を欠いている」と言ったとか。まあ池坊でも武蔵坊でもいいが、梅沢富美男(?)式に言えば、もちっと品格のある婆アがいないのかね。
◯月◯日 歌手の加藤登紀子がサハリンでリサイタルをやるとかで、高橋知事を訪問したとの記事が出た。私は昔、飛行機で、私が真ん中。二人置いて窓際に加藤と並んだことがある。その時名は忘れたが、長身イケメン(なる言葉は当時なかったが)の新米歌手が挨拶に来た。見ていて驚いたのは加藤の尊大な態度。先輩面もいい加減にせいよと口に出したくなる程のもので、私は以来、加藤の歌を聞かぬ。「百万本のバラ」も私は現曲の「マーラーが与えた人生」をラトビアのスクリデ三姉妹のCDで聴く。思えば「飲んで騒いで丘を登れば〜」の知床旅情。森繁も馬鹿な歌を作ったもんだ。これでは「自然破壊のすすめ」のような歌だと皮肉った人が、当時いたが、私もそう思わぬでもない。
◯月◯日 今あるかどうか?昔、新橋の駅近くに変わった甘味処があった。変わったというのは、この店、出す品々が単に「汁粉」というのではなくて、全部歌舞伎の演目からめた名前が付いていて、更に頼んだ品を客に出す段になると、女店員がその品が関係する劇中のセリフを朗々と延立てるのだ。歌舞伎には暗いから適切な例が出せぬが、例えばの話、汁粉を出したあと「月もおぼろに白魚の〜」とやる場面を想像して欲しい。大学生の私が、商社勤めの長姉に誘われて初めてこの店に行った時、何を注文にたかはさっぱり忘れているが、覚えているのは、長姉が何やら目くばせするので、椅子の背に手をかけて振り向いてみたら、そこに長い顔の女が餡蜜を食べている。それがどうしたと首を戻すと、また姉が目くばせせする。それで再度く首をめぐらしてみたら、ナント越路吹雪だった。然し私の記憶に残ったのは越路には悪いが、美醜で無しに、「長い顔だな」のみ。聞けば今テレビで「越路吹雪物語」をやっているそうだが、それで思い出すのは又しても「長い顔だな」のみ。我ながらどうしたもんだ!!
司書独言(191)フクロウ親父の㊙︎日記 part165
◯月◯日 「肺腑を突く」なる表現があるが。胸の奥底を突く(衝くとも)意から強く感動させる、深い感銘を与える意となって、「聴衆の肺腑を突く演説」などと使われる。正しくこの言葉の見本たり得る演説が最近あった。 続きを読む 司書独言(191)フクロウ親父の㊙︎日記 part165