`02.5月17日寄稿
5.6年前だと思うが、千歳の飛行場の待合室にあるギャラリーで、「ふくろう蒐集家」の私としては、瞠目垂涎(だもくすいえん)、故に、看過出来ぬ彫刻を見た。つまりは、まなこ開き、よだれたれ、見過ごそうとしてもダメ、と言う代物で..それは...熊が木に背をもたれさせ.両足を前に拡げと言うか、投げ出して、本を読んでいる。そして、その頭の上には,文字通り頭の上にであって、頭上の枝と言うのではない。この構図で、全体が電気スタンド、よりはナイトランプと言った方がいいか...になっているのである。 続きを読む 第201回 マンローとアイヌ文化