`02.8月9日寄稿
オスカーワイルド(1854〜1900)は19世紀末英文学を代表する作家だ。詩では「レディング監獄のうた」小説では「ドリアン・グレイの背後」戯曲では「サロメ」.児童文学では「幸福な王子」が有名だ。「サロメ」については」面白い話が或る.“ 貝谷さんが、サロメを180回も踊られたのは、当時進駐軍の兵隊がそれをよろこんだからです。ブラジャーが一度外れたときがああって,大騒ぎして彼らは喜んだのですが,戦前は人前で赤ん坊に乳を飲ませるのは普通だったので,どうしてそんなに騒ぐのかわかりませんでした。”と語るのは,十勝は音更(おとふけ)で育った作曲家の伊福部(いふくべ)昭.釧路出身1914(大正年〜)聞き手は,オスカーワイルド研究家の堀江珠喜