第317回日本美術所蔵世界一のボストン美術館

2012.3寄稿
3月24・25(土・日)の両日、「モルエ中島」で「ダ・ヴィンチのパリ手稿展」をやるのに、色々と頭をひねっていて...諸事万端、この人が居ない始まらぬ、と言う程に気の利く妙女にTELをかけた。ダ・ヴィンチのパリ手稿=手帳の大きさは、掌大から大学ノート大まで様々で、普通ならこれを開いて出せばいいのだが、如何せんダ・ヴィンチはいわゆるギッチョ=左利きで、そのアルファベットは、したがって逆さ、つまり「鏡文字」になっている。 続きを読む 第317回日本美術所蔵世界一のボストン美術館

第316回 「天才 ダ・ヴィンチ」の本

2012.2月寄稿

毎日、読んだり書いたりの合間には新聞を切り抜いて、関連する本に貼って行く。切り抜く分野は様々で、もちろん芸術も入っているが、これは政治や社会と違ってそう毎日あるものではない。 続きを読む 第316回 「天才 ダ・ヴィンチ」の本

第315回「温泉文化史・東西昔話」

2012.1.16月寄稿

1月21日土曜日、登別市立図書館3Fで講演をする。図書館が市民向けに行う文化講演といった趣のものだ。演題は「温泉文化・東西昔話」。それでこの何日か用意をしている。いつもの如く、書棚から関連の本を出して、既に読んで付箋を付けてある所をチェックしてという順序でやるのだが、今「温泉」と書名にあるものが2,30冊目の前においてある。今日は1月16日、図書館は休み。それで朝食後、新作DVDの「小川の辺」を返しがてら、登別は「さぎり湯」に直行し、入浴後そばを食べて帰宅−で、今これにかかったところ。 続きを読む 第315回「温泉文化史・東西昔話」

第050回 「おなら考」と「ホ」の本

`94.4.22寄稿

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」とは柿好きで有名な正岡子規の句で「法隆寺の茶店に憩(いこい)いて」の詞書(ことばがき=説明文)がある名作です。 続きを読む 第050回 「おなら考」と「ホ」の本

第049回 歯の風物史 お歯黒 歯の神様

`94.4.1寄稿

大学一年の夏休みのことですが,向いの菓子屋から買ってきたピーナッツせんべいをたべていたら、「ガリッ」と来たので,口から出してみると,ピーナッツと思いきや、これがナント人の歯でした。 続きを読む 第049回 歯の風物史 お歯黒 歯の神様