1986年、中曽根元首相は、「日本は単一民族国家である」「差別を受けている少数民族はいい」と言う。いわゆる、「日本単一民族国家論」を発言して、多くの論議をよびました。 続きを読む 第086回 差別戒名
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第085回 読書のとっかかり
室蘭と登別両市の6万5千戸に配られる「ホーム・ポスト」と言う情報紙があります。イベント、売り出し、商店の動向、町会のうごき、物件(動産、不動産)の紹介等、市民の生活に欠くべからざる情報が満載されているまことに重宝(ちょうほう)な情報紙です。 続きを読む 第085回 読書のとっかかり
第081回 野村胡堂とあらえびす
短大卒のバイト いや当今はフリーターと言うそうですが の女性が、前はサラ金融の「アイク」に勤めていた、と言うので「フーン、アイゼンハワーか」と駄洒落(だじゃれ)を言ったところ、キョトンとした顔でどうも通じていません。1年間、アメリカ留学もして来た、と言うのに、この女性はアメリカ第34代大統領にして、もと元師のD.Dアイゼンハワーの愛称が「アイク」だと知らぬのです。 続きを読む 第081回 野村胡堂とあらえびす
第243回 川本三郎・ジャンコクトーとチャプリンの来日
去年の何月だったか?8月か9月のことだと思うのだが、知り合いの直子からTELが来て、「おじちゃん、川本三郎って知ってる?」と言う。「うん、知ってるよ。何冊も読んでるよ」と答えて、「それがどうした?」と聞くと、川本三郎から室蘭に行きたいがと連絡が来た、と言うのだ。「何でしってるんだ」と又聞くと、ナンデモ何年か前、函館の映画祭とかで知り合って,そのあと、文通だか何だか続いているのだと言う。それでまあ直子の用向きと言うのは,川本三郎が室蘭に来るについて,室蘭を案内せねばならないが、その案内を知り合いの30代(?)の男がやってやると言うのだけれど、それでいいのかなあ・・・と言う訳で、どうも直子はその若者に不安を感じている様で、言外に私に案内してももらえないか、と言う感じなのであった。 続きを読む 第243回 川本三郎・ジャンコクトーとチャプリンの来日
第149回 ルイセンコ論争とOED編者J・マレー
暑さにうだりながらも、おそらくはしっかりと飽食しているであろう貴方を,驚かす気持ちはさらさらないけれど、食うものがなく,肉親の肉身を食ってしまった話などが充満しているは本を取り上げよう。 続きを読む 第149回 ルイセンコ論争とOED編者J・マレー