下の詩は「奇妙な果実」と題された歌で,歌ったのは御存知ビリーホリディだ。 続きを読む 第287回 アメリカと暴力
カテゴリー: あんな本、こんな本
第078回 私立美術館と日本美術の恩人たち
旅をしていて疲れが出ると、一寸ばかり億劫になってしまい、「まあ、いいや、ここはこの次にしよう」と思うものの、実際には再訪とは行かなくて、結局は「失敗したなあ」ということがよくあります。
事を、美術館めぐりにしぼっても、そうした残念無念が私にも二度、三度あります。
例えば、数年前、川越を訪れた時のことです。本川越の駅でおりて、歴史散歩を始めたのはいいのですが、小雨まじりの風の強い日だったので、すっかり冷え込んでしまい、熱燗を引っかけてもダメ、持病の坐骨神経痛は出るわ、で、川越市の北方8、9キロの所にある「遠山記念館」をとばしたのです。これが失敗!!
第286回 ワンコイン美術講座・小川芋銭
昨年の7月から、奇数月の第四土曜日に「ふくろう文庫ワンコイン美術講座」なるものを始めたが、早いものでこの7月の「蠣崎波響(かきざき・はきょう)―松前藩の家老にして一級の画人・文人」が第13回目となる。第12回目には「小川芋銭」をやった。 続きを読む 第286回 ワンコイン美術講座・小川芋銭
第285回 独裁者と芸術
チェコはプラハの北15km、プラハの空港のすぐ近くに「リディツェ村」がある、いや、あった、と書く方が正確だろう・・・と言うのは、この村は一度この地上から抹殺された村だからだ。この抹殺と言う意味は文字通り、言葉の通りのもので、この村の人達は殺され、大地はブルトーザーにならされて、一見,只の「さらち」にされてしまったからだ 続きを読む 第285回 独裁者と芸術
第284回 文学とカステラと抵抗
最近の映画2本に刺激されて本4冊上げる。先ず山田洋次監督+吉永小百合主演の「母べい」を観た。 続きを読む 第284回 文学とカステラと抵抗