第297回 魔女はなぜ箒に乗るのか

`10.5月30日寄稿

図書館だより「ひまわり」の2010年5月・NO.112号、即ち前号で、「晴読雨読」を担当している久保さんが、魔女のことを書いていて、「ところで、どうして『魔女』は絨毯(じゅうたん)ではなく、箒(ほうき)を跨いで空をとぶのだろうか?山下先生教えて!!」と書いている。 続きを読む 第297回 魔女はなぜ箒に乗るのか

第229回 「第九、喜びの歌」に関するおすすめ本

`04.7月17日

今はどうか知らないが、スターリンが支配していたソビエトは、かって「白樺(ベリョースカ)」なる名前の国営の商店を日本に出していた。池袋のデパートの中にもあったし、銀座にも、新橋にもあった。一度買い物したあとで、こちらが望むと、商品カタログを送ってくるのだったが、私はそれで、ソビエト産のウォッカとワインを、そしてブランディを全銘柄飲んでみたことがある。 続きを読む 第229回 「第九、喜びの歌」に関するおすすめ本

第230回 中国虫文化

`04.8月18日寄稿

水上勉に1.2.3頁ばかりの短編「こおろぎの壺」と言うのがある。中国の作家、老舎(ろうしゃ)が水上の家に来る。水上はかって大分県の知事に見せられた「こおろぎの壺」を話題にする。水上によるとそれは“木の根をくり抜いた筒状の容器で”“若狭の百姓達が腰に吊るしていたタバコ入れのような感じである”と言う。

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第231回 どくろとろくろ首

`04.10.月寄稿

「ふくろう先生と行く文学の森」と題する講座を昨年は、Ⅰ期Ⅱ期と都合8回やった。Ⅰ期毎4回で、1ヶ月に1回、結構長丁場と言う所だが、これで、フランス、イギリス。両国19世紀の小説やら、美術やら、それと我が国芸術の関係やらと、まあ過不足なく面白く語ることが出来た。 続きを読む 第231回 どくろとろくろ首

第168回 蝦夷地屯田農兵の本、北前船、他2冊

`00.8月11日寄稿

隣の苫小牧市の博物館で、8月5日から、9月3日まで、特別展「八王子千人同心と幕末の勇武津」をやっているので6日日曜日に行って来た。入場料は大人300円 続きを読む 第168回 蝦夷地屯田農兵の本、北前船、他2冊