`01.9.15(土)寄稿
前回ふれたように,私は8月30日に「本室蘭小学校開港百二十周年」の記念行事をして、全校生徒200名余と,父兄に「読書」について講演した。年端もいかぬ子供達に「読書の効用」を語るのは、甚だ難事であることは容易に想像のつく所であるから,私はこむずかしい話はヌキにして、子供達が見たこともない、聞いたこともない,,,つまりは,この世にあろうとはおもってもいにであろう「物」を見せ、「話」を聞かせて,この世が、つまりは日々の生活が、どれほど面白いものやら話にとりまかれていて、その委細に気付くことが出来る物はそれらを細部にわたって楽しむことが出来るのだ、と言うことを伝えようと試みた。 続きを読む 第188回 色々な型の本と色々な3D Book