第286回 ワンコイン美術講座・小川芋銭

昨年の7月から、奇数月の第四土曜日に「ふくろう文庫ワンコイン美術講座」なるものを始めたが、早いものでこの7月の「蠣崎波響(かきざき・はきょう)―松前藩の家老にして一級の画人・文人」が第13回目となる。第12回目には「小川芋銭」をやった。 続きを読む 第286回 ワンコイン美術講座・小川芋銭

第285回 独裁者と芸術

チェコはプラハの北15km、プラハの空港のすぐ近くに「リディツェ村」がある、いや、あった、と書く方が正確だろう・・・と言うのは、この村は一度この地上から抹殺された村だからだ。この抹殺と言う意味は文字通り、言葉の通りのもので、この村の人達は殺され、大地はブルトーザーにならされて、一見,只の「さらち」にされてしまったからだ 続きを読む 第285回 独裁者と芸術