第309回 魯迅の「版画運動」ととりまく人達

`11.06月寄稿

「第22回ふくろう文庫ワンコイン美術講座」のテーマは「魯迅」だった。この講座は毎奇数月の第4土曜日で、今回は5月28日。受付にはいつもの如く「ふくろうの会」の黒光ひさ・香川妙子の2女史が座り聴講者は60人余りだあった。ひさ・妙子の両人は高校以来の親友で、ふくろう文庫を支援する「ふくろうの会」では、久女が会計を、妙女が広報を担当してくれている.妙女はすこぶる向学心のある人で、実は今回のテーマ「魯迅」も妙女との会話から私が思い付いたものだ。 続きを読む 第309回 魯迅の「版画運動」ととりまく人達

第308回 ウィキリークス・ジュリアン・アサンジの評価

`11.5.寄稿

私はインターネットを使わない。いや、そもそも全般的に知的な動作、例えば書くことにしろ、読む事にしろ、について私は甚だ旧守的であって、電子書籍などには、全く感心がないし、電子書籍も持ってないし、だから、当然、字・言葉を知るためには各種辞典を使う訳。書くにも、私は全て手書き.室蘭民腕であれ、北海道新聞であれ、私は手書きを清書した上で、手書きの原稿を送るだけ、だ。 続きを読む 第308回 ウィキリークス・ジュリアン・アサンジの評価

第035回 中世「縞模様の衣服は異端のシンボル」

`93.6.16寄稿

「貴方が着ているパジャマはどんな柄ですか?」と聞かれたら「えっ、どうして」といぶかることでしょうが、まあ、私のパジャマの話しを聞いて下さい。

もう,20数年も前の映画ですが,スティーブ・マックイーン主演の「ネバタ・スミス」という西部劇があります。 続きを読む 第035回 中世「縞模様の衣服は異端のシンボル」

第034回 人生をかけた写真本の数々

 

`93.5.28寄稿

私は、写真をとることにも、とられることにも、余り興味がありません。しかし出来上がった写真を見る事は大好きです。それで、私の書棚には、多の分野に比べると少ないながら、写真集が多少はあります。その中には変わったものもないではありません。

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第033回 日本人と金魚を知る本

`93.5.7寄稿

1990年の1月から6月末までの毎日曜日,朝日新聞では,家庭欄に、作家の中野孝次による随筆「ひとり遊び1 」を連載しました。 続きを読む 第033回 日本人と金魚を知る本

  1. 中野孝次.ひとり遊び。朝日新聞社(1990) []