第041回「人間大好き」中野好夫と、娘利子の本

`93.10.5寄稿

受験勉強が好きだ、という人は余りいないでしょうが、本好きの私には、大学受験の勉強が好きか嫌いか、の前に困ったことが二つありました。 続きを読む 第041回「人間大好き」中野好夫と、娘利子の本

第038回 足田輝一の本はまさに「いい本」

`93.08.04寄稿

今日は休日。朝刊を開くと「“メロンと一緒に500万円” ハザマ竹内知事夫人に渡す」の見出しが目に入りました。「フーン」と読んでいる所へ、宅急便が来て、秋田は能代に住む西方君から、名産のアムスメロンが届きました。 続きを読む 第038回 足田輝一の本はまさに「いい本」

第039回 「造本を楽しむ」、読書のもう一つの楽しみ

`93.09.01寄稿

本の造り方には色々な方法がありますが、その一つに経本(きょうほん)仕立てと言うのがあります。経本を言うのはつまり、お経の本で、そのように折り重ねられて、一冊になっているものが、広げると一連らなりになって裏表とも読むことの出来る本です。 続きを読む 第039回 「造本を楽しむ」、読書のもう一つの楽しみ

第037回 バラの画家ルドゥテ

`93.7.16寄稿

私が頼まれ仲人役をつとめた京野君は、函館ラサール高から室蘭工業大学の電子工学科に来た人でスが、卒業してから、フランス語をやりたい、と言い出して、東京のアテネフランセには入り、見事フランス系の会社に勤めて、在仏5年半の経験後、海外組の10人ばかりと、会社をおこした...というまあ変わり種です。

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第036回 夫の突然の失踪と帰還

`93.7.2寄稿

毎日生活を共にしていた夫が、或る日、ある時、突然姿を消します。そして、8年もたって、これ又突然に、姿を現します。様子が変わっていて、何だか、初めて会った人のような気がする。これは本当にわが亭主なのか、それとも誰か、他の人か、と妻は訝り(いぶかり=あやしむ)ます。 続きを読む 第036回 夫の突然の失踪と帰還