`01.6.29寄稿
知り合いの夫婦が別れる、別れないで、やり合っている.相談されたので聞くと,事の顛末(てんまつ=いきさつ)は次の如し。亭主の方は、オートバイ気狂いで、妻君にいわせると、あろうことか,,,部品の分解やら何やらを全て,風呂場でやると言う.洗い場が油やら、ボロ切れやらでベトツイテいやだと言う.聞いていて、私もかなわんな,,,と思う。妻君の方は「お茶」の免状をもっていて食器なぞも、凝りたい方。そこで色々選んで買ってくる。これが亭主には無駄使いに見えて、ガマンがならぬ。亭主のせりふを使うと、「凝る必要はない。食えりゃ何だっていい」となる 続きを読む 第184回 柳宗悦と民芸の旅