`01.10.31(水)寄稿
この頃のブッシュ,,,と言っても、bush=草むら、の事ではなくて、アメリカで一番偉いらしいブッシュのことだが、そのブッシュの言動も見ていると妙に、一人の作家を思い出させられる。その作家とは、Graham・Greene(グレアム.グリーン1904-1991)のことで。どうしてグリーンを思い起こすかと、言えば、グリーンは、カトリックを奉ずる作家であったけれど、1950年からこっちは、東南アジアや、南米での正義を振りかざすアメリカのやり方をはっきりと批判する態度に出て、世界情勢に明確な態度を取った人だったからだ。そうした態度から生まれた作品が映画にもなった「静かなアメリカ人1 」だ 続きを読む 第190回 グレアム・グリーン「第三の男」秘話
- グレアム・グリーン,静かなアメリカ人.研究社出版(1958) [↩]