`08.11.21寄稿
田母神なる男が、空幕長と言うエライ地位にいた時に,懸賞論文で「我が国が侵略国家だと言うのは濡れ衣だ」と主張して,物議をかもした。この男は既に統合幕僚学校長というエライ地位にいた時に「統幕学校講座」なるものを作って、これは「歴史観、国家観」を講ずるもので,そこで講師を勉めた6人の中5人が明らかになり、その中3人が「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーで、大学教授だったそうな.この会は扶桑出版の中学歴史、公民教科書を主導した会で,会長は八木秀次高崎経済大の助教授だが,副会長は藤岡信勝拓殖大教授.この2人が内部対立を起こして2人共辞任したが、その時の八木の弁は「事実上の解任で,藤岡氏に私が追放された」だった。 続きを読む 第279回 文字の持つ功徳「代償行為」