`10.9月寄稿
○月○日 イラク侵攻の決断は「後悔出来ない」とて参戦を正当化する回顧録を、ブレア元英国首相が出版した、とのニュースを聞いて、その鉄面皮ぶりに呆れたが、その発売記念のサイン会をやるというのに二重に呆れた。するとアイルランドはダブリンでのサイン会には200人が抗議と報じられて「あたり前」だと溜飲がさがったが、ロンドンでは、私も昔行ったことがある「テート・モダン美術館」を会場として出版記念パーティをやろうとしたら、トレイシー・エミン等著名な芸術家たちが、それは「美術館にとって不名誉だ」として中止を要求したので、ブレア側はパーティを延期したと知って、二重に溜飲がさがった。どうだろうこの小粋な断り様。実に小気味がよい。